創薬支援のプロフェッショナルとして注目されるアクセリード ドラッグディスカバリーパートナーズ。自社内に研究施設を構え、受託型の非臨床試験サービスを幅広く提供しています。免疫・安全性・薬物動態など多領域に対応。創薬初期段階から臨床開発を見据えた的確な提案力にも強みがあります。
GLP・非GLP試験を含む非臨床安全性評価パッケージを用意し、IND申請や導出を視野に入れた包括的な支援が可能。薬理や薬物動態部門と密接に連携し、安全域の解釈や毒性課題への対応、さらにはPMDAやFDAなど規制当局への申請支援まで一貫してサポートしています。
長年の創薬経験を活かし、コストとスピードの最適化を目指した試験設計ができる点も特徴です。
薬理、合成、薬物動態、安全性評価など各専門分野に精通したコンサルタントが在籍し、開発戦略に即した非臨床試験の設計や実施、解析を支援。100件以上のIND申請、20件以上のNDA申請に携わった実績を背景に、課題発見と解決を主導しています。提携CROと連携し、柔軟かつ迅速な試験運営を可能としている点も同社の強みと言えるでしょう。
初期開発から申請直前まで、実務に即した伴走型支援が期待できます。
薬物動態に特化した専門部門を有し、前臨床段階におけるPK(薬物動態)・PD(薬力学)試験を完全受託で提供。in vitroおよびin vivoの試験系を駆使し、吸収・分布・代謝・排泄(ADME)プロファイルの解析を高精度で実施します。
バイオマーカー測定やマイクロトレーサー、AMS(加速器質量分析法)など、先進的な技術も活用することで、臨床試験へのスムーズな橋渡し役を演じます。
【非臨床試験の受託会社一覧】 ゼロから創薬か既存薬再開発か おすすめの受託会社2選
慢性腎臓病患者と類似した病態を示すオリジナルモデルとして「AXCCマウス」を保有。このモデルは、Alport症候群由来のCol4a5 R471X変異を有し、生後5週齢からアルブミン尿を呈し、線維化を伴う尿細管間質障害と腎機能低下を経て最終的に腎不全へと至ります。
臨床で用いられるARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)に対する薬効が安定して検出でき、病態再現性と薬効評価の信頼性が高いため、慢性腎疾患創薬のin vivoスクリーニング・バイオマーカー探索などに有効です。
https://www.axcelead.com/author/sm_orderaxcelead-com/
がん免疫領域においてアクセリードは、腫瘍内免疫プロファイリングを活用した非臨床試験を展開。免疫細胞の空間分布や遺伝子発現の多面的な解析を通じ、薬剤が腫瘍微小環境に及ぼす影響を詳細に評価する体制を整えています。
たとえば、シングル核RNA-seqやマルチプレックス免疫染色などの技術を組み合わせ、免疫応答の可視化・定量化を実現。治療薬の有効性と安全性の検討に活用されています。
https://www.axcelead.com/service/8226/?ref=sg
会社所在地 | 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1 |
---|---|
電話番号 | 公式HPに記載なし |
公式サイト | https://www.axcelead.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。