日本クレア

実験動物の供給を軸に、各種疾患モデルを用いた非臨床試験も受託する日本クレア。動物の品質管理と試験の実施体制を自社内で整え、免疫や代謝関連など多様な分野に対応しています。

日本クレアの非臨床試験の受託サービスの特徴

実験動物を基盤とした総合的な試験支援体制

日本クレアは、実験動物の供給で培った知見を活かし、非臨床試験に必要な各種資材の提供から試験実施・報告書作成までを一貫して支援しています。

動物・飼料・ケージ類の準備だけでなく、試験項目や試験系の設計段階から関与できる体制を構築。動物実験施設を活用した自社実施により、受託試験の質と信頼性を担保しています。

再生医療等製品を含む多分野での支援実績もあるため、先端研究の現場でも活用されています。

薬効薬理・薬物動態の両面からの柔軟な対応力

薬効薬理試験と薬物動態試験の両方に対応し、研究段階から実用段階まで幅広い支援が可能です。

動物モデルを用いた有効性評価だけでなく、体内動態・吸収・分布・代謝・排泄（ADME）に関する測定も一手に対応。実験デザインからデータ解析、GLP水準での報告書作成までカバーすることで、創薬フェーズごとの目的に応じた的確な支援を提供しています。

国際基準を満たす動物福祉と品質管理体制

AAALAC Internationalの完全認証を取得し、動物福祉と研究倫理に関する国際的な基準を満たす管理体制を維持。また、飼育・繁殖における一貫した品質管理とトレーサビリティにより、再現性の高い非臨床試験の実施を支えています。

GLP（Good Laboratory Practice）への対応とあわせて、製薬・再生医療など高度な規制下での試験にも信頼性を提供する体制が整備されています。

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日本クレアが保有する病態モデル一例

6-OHDAによるパーキンソンモデル動物作出

神経変性疾患の一例として知られるパーキンソン病に対し、日本クレアでは6-OHDA（6-ヒドロキシドーパミン）を用いたパーキンソンモデル動物の作出実績あり。中脳のドーパミン神経を選択的に障害し、振戦や運動障害などの症状を再現することが可能なモデルです。

疾患の病態理解や新規治療法の探索に向けた前臨床研究に活用が可能。非臨床試験の受託サービスとしても提供されています。

参照URL：https://www.clea-japan.com/promotion/previous_service/parkinson

日本クレアの非臨床試験事例

腸内細菌を活用したマイクロバイオーム試験支援

、腸内細菌叢が免疫機能や疾患に及ぼす影響を踏まえたマイクロバイオーム受託試験を実施。疾患バイオマーカーの探索や医薬品・機能性食品の開発に向け、in vivo 実験により評価を支援しています。

プロトコルの相談から試験実施、報告まで対応し、研究ニーズに沿った柔軟な試験設計が可能。非GLP試験として、初期スクリーニング段階でも活用されています。

参照URL：https://www.clea-japan.com/products/service/item_c0050

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