GLP適合施設を有し、自社で直接受託する形で非臨床試験を実施する三菱ケミカルリサーチ。豊富な実績と専門性を活かし、化学物質の安全性評価や各国法規制への対応を支援しています。
GLP適合の自社試験施設を保有し、国内外の法規制に対応した申請用試験を一括して受託している三菱ケミカルリサーチ。長年の経験と知見を活かし、用途や試験物質の特性に応じた提案を行っている信頼の研究機関です。
分解度試験や濃縮度試験、生態影響試験、高分子試験など、多岐にわたる項目をカバー。自社実施に加え、一部試験は外部機関と連携してモニタリングまで実施しています。
日本(化審法・安衛法)や米国(TSCA)、欧州(REACH)など、各国の化学物質法規制に対応した登録申請支援を実施。現地代理店とのネットワークを活かし、効率的な申請計画の提案から規制当局との調整まで対応しています。
GHS分類やSDS作成支援、リスク評価、排水管理などの自主管理支援も行うなど、法規制対応のパートナーとして高い信頼を集めています。
経済産業省、環境省、特許庁、農林水産省など、官公庁からの受注実績が豊富な点も三菱ケミカルリサーチの大きな特徴。化学物質の安全性評価やリスク調査、新技術に関する動向調査など、多様なテーマで高い専門性を発揮しています。
その高い専門性から、公募型の調査業務でも多くの仕事を獲得。信頼性と対応力の高さがうかがえます。
【非臨床試験の受託会社一覧】 ゼロから創薬か既存薬再開発か おすすめの受託会社2選
生態影響評価として、藻類、ミジンコ類、魚類を用いた試験を実施しています。これらのモデルは、水環境への影響評価に有効とされ、農薬や化学品の環境リスクを確認するうえで大変重要です。
分解度や濃縮度などと組み合わせた包括的な試験設計が可能で、各国の申請要件にも対応。GLP基準に準拠した精度の高いデータを取得も可能で、開発段階の物質から申請用試験まで幅広く活用されています。
参照:https://www.mitsubishichem-res.co.jp/psa/
三菱ケミカルリサーチでは、遺伝毒性試験(Ames試験、染色体異常試験、小核試験)や、急性・反復毒性試験、皮膚刺激・感作性試験など、多彩な非臨床試験を実施しています。
ヒト健康影響評価においては、反応生成物やガス状物質など、特殊物質にも対応可能。国内外の信頼性ある機関と連携してGLP対応試験を行うこともあります。
CSR活動やMARPOL条約対応、医薬品の環境リスク評価など、目的に応じた試験を提案しています。
参照:https://www.mitsubishichem-res.co.jp/psa/hht_test.html
会社所在地 | 東京都新宿区左門町16番地1 四谷TNビル5階 |
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電話番号 | 03-6893-6410 |
公式サイト | https://www.mitsubishichem-res.co.jp/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。