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NAS研究所

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NAS研究所は、産業動物・家畜を対象とした試験飼育・評価を専門とする受託研究機関。飼料や動物用医薬品の安全性・機能性評価を自社施設で実施し、畜産分野に特化した非臨床試験を支援しています。

NAS研究所の非臨床試験の受託サービスの特徴

動物用医薬品に特化した信頼性の高い試験体制

NAS研究所は、農林水産省登録試験機関として、動物用医薬品や飼料添加物の効果・安全性評価に対応している研究機関。特に家畜を対象としたフィールド試験や臨床試験、薬理試験などに強みを持ち、自社施設を活用した一貫体制で各種の試験依頼に対応しています。

信頼性確保に配慮した試験実施を行くべく、第三者機関の精度管理調査にも参加。高度な飼養管理体制を背景に、畜産・獣医領域に特化した高品質な非臨床試験サービスを展開しています。

試験設計から申請支援までの包括的サポート体制

試験計画の立案からデータ収集、報告書作成までのプロセスに一括で対応。依頼があれば、クライアントの申請業務に必要な書類作成も支援可能です。

動物用医薬品の開発に精通した専門スタッフが在籍し、薬事申請に関するコンサルティング的な立場からのアドバイスも提供。GLPに準じた品質管理体制のもと、実施から文書化までの流れを効率的に構築することが可能です。国内法規を踏まえた柔軟なサポートが期待できる研究所です。

豊富な飼育環境と動物種に応じた柔軟な試験設計

肉用牛・乳用牛・豚・鶏など、多様な家畜を対象とした試験施設を保有。それぞれの動物特性に応じ、幅広く柔軟な試験設計が可能です。

特に現場に近い環境下での評価や、実運用を想定した飼料添加物の検証など、現実的かつ応用的な試験への対応力が同社の強み。施設見学や試験内容の事前協議にも応じているため、クライアントの目的に沿った形での共同的な試験体制を構築できます。

【非臨床試験の受託会社一覧】 ゼロから創薬か既存薬再開発か おすすめの受託会社2選

NAS研究所が保有する病態モデル一例

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NAS研究所の非臨床試験事例

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NAS研究所の企業情報

会社所在地千葉県成田市駒井野1885-2
電話番号0476-35-5766
公式サイトhttps://www.naslabo.co.jp/
【目的・課題別】
技術力・専門性・実績のある
非臨床試験の受託サービスおすすめ3選

新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。

薬効薬理試験
未知の病態モデルを再現し
探索から臨床志向の薬効評価
SMCラボラトリーズ
SMCラボラトリーズ
引用元:SMCラボラトリーズ公式サイト(https://www.smccro-lab.com/jp/)
  • 未知の病態モデルを特許技術のマウスで再現・作製。マウスを使用した新規病態モデル開発に取り組んでおり、なかでも肝臓病や線維化領域で実績を重ねる。
  • がん・炎症・代謝性疾患など、多様な疾患モデルを自社で確立・運用。探索段階から臨床志向の薬効評価に対応可能。評価系や投与方法などを個別に設計し、研究者とディスカッションしながら試験プランを構築可能
  • 小ロット対応や技術的な相談体制が整っており、ベンチャー・研究機関でも利用しやすい。
安全性試験
FIH申請に向けた安全性評価を
一括対応できる
labcorp
(ラボコープ・ドラッグデベロップメント)
labcorp
引用元:labcorp公式サイト(https://jp.labcorp.com/)
  • FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性保証付きのデータを取得可能で、各国当局への申請を見据えた試験設計が可能。
  • SEG I–III や 2年間毒性など、発がん性・生殖毒性を含む長期試験にも対応する高度な専門性を有する。
  • FIHを見据えた毒性・TK・安全性薬理の一括設計・受託が可能。初回ヒト投与までの非臨床試験全体を効率よく外注化できる。グローバル創薬を進める企業にとって、コスト・リスクを抑えながら進められる体制を整える。
薬物動態試験
高精度バイオアナリシスで
臨床を見据えたPK/PD評価
フェニックスバイオ
フェニックスバイオ
引用元:フェニックスバイオ公式サイト(https://phoenixbio.co.jp/)
  • ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。ADMEや薬物相互作用など、ヒト外挿性の高いデータを取得可能。
  • LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスにより、血中濃度測定・代謝物同定・定量バリデーションまで一貫対応
  • 薬物動態・肝毒性・安全性を包括的に評価できる統合試験体制を構築。中分子・核酸医薬などの特殊モダリティにも柔軟に対応可能。肝代謝が開発上のボトルネックとなる化合物や、臨床導出に向けた濃度評価が重要な案件でも、定量性と再現性に優れた試験系を提供