日本バイオリサーチセンターは、薬効薬理試験の受託を中心として多数の疾患モデルを開発している企業です。ここでは、日本バイオリサーチセンターの非臨床試験の特徴や病態モデル一例、事例などを詳しく紹介します。非臨床試験を請け負う代理店を選ぶ際の参考にしてください。
約300種を超える疾患モデルを開発し、医薬品、医療機器、再生医療製品、機能性食品など幅広い分野の評価を行っています。ヒトへの外挿性が高い試験モデルを提供し、より正確な評価と創薬支援が可能です。様々な動物種を用いて、中枢系、代謝系、炎症系など豊富な病態モデルによる評価を実施しています。
ミニブタを用いた試験を中心に非臨床試験を行っています。医薬品・医療機器GLP適合性調査を受けた専用施設を保有し、最大178頭のミニブタを収容可能です。ヒトへの外挿性が高いミニブタを使用し、循環器系、泌尿器系、アレルギー系、代謝系などの薬効薬理試験、薬物動態試験、安全性試験を実施しています。
認知症、パーキンソン病、うつ、不安などの評価に複数の小動物モデルを使用し、目的に応じた試験を提供しています。特に、認知機能障害モデルとしてロテノン黒質内注入パーキンソン病モデルやαシヌクレイン脳室内単回投与モデルの開発に注力。うつ・不安、統合失調症、自閉症などの様々な中枢神経系疾患モデルを用いて、薬効評価や病態解析を行っています。
受託会社の掲載は見当たりませんでした。
各分野(中枢、呼吸・循環、代謝、消化器、アレルギー他)で豊富な評価モデルを保有し、試験系の提案から新規モデルの構築をおこないます。多種多様な動物種を使用した薬効薬理試験が特徴です。評価項目として、PCP誘発統合性失調症や嗅球摘出によるうつ病、遺伝子改変動物の行動・機能解析などの充実した中枢分野の評価系があります。
ミニブタの飼育及び実験可能な専用施設を設立し、最大178頭のミニブタの収容が可能です。循環器系をはじめとして泌尿器系、アレルギー系や代謝系等の薬効薬理試験、外用剤等の薬物動態試験、皮膚刺激性試験、反復投与毒性試験等の安全性試験の実績があります。ミニブタの特性やヒトへの外挿性を考慮した試験系を提案しています。
特殊な生殖発生毒性試験やミニブタを用いたGLP試験、副作用確認試験、特殊な医療機器の試験などに対応しています。動物種、特殊な投与経路への対応が可能であり、ICH-Study 1、2、3 の全試験の実施や経皮投与による ICH-Study 1、2、3 の全試験の実施などの実績があります。また、自社開発した GLP/FDA Part 11 対応の前臨床試験総合支援システムにより、信頼性の高いデータを提供できることも特徴です。
医薬品や医療機器、再生医療などの非臨床試験を行う開発型・提案型のコントラクトラボとして、信頼性の高い受託試験を行っています。
会社所在地 | 岐阜県羽島市福寿町間島六丁目104番地 |
---|---|
電話番号 | 058-392-6222 |
公式サイト | https://www.nbr.co.jp/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。