非臨床試験のおすすめ受託会社が見つかるサイト|effical » 非臨床試験を請け負う会社・代理店一覧 » 日本メジフィジックス

日本メジフィジックス

目次
目次

日本メジフィジックスは、放射性医薬品をはじめとする医薬品、再生医療製品を取り扱っている企業です。ここでは、日本メジフィジックスの非臨床試験の特徴や病態モデル一例、事例などを詳しく紹介します。受託会社を選ぶ際の参考にしてください。

日本メジフィジックスの非臨床試験の受託サービスの特徴

高度なPETイメージング技術

非臨床PETイメージング試験を通じて、放射性同位元素(RI)で標識した薬剤を使用し、体内の薬物動態をリアルタイムで可視化します。開発候補化合物の臓器や細胞への取り込み、代謝を評価できます。特に、がんや脳機能に関連する研究において重要な役割を果たし、新薬の効能や最適用量の検証に寄与しています。

多様な放射性医薬品の提供

アルツハイマー病やパーキンソン病の診断に使用される放射性医薬品を製造・提供しています。これには、[18F]フルテメタモルや[123I]イオフルパンなどが含まれ、PET検査やSPECT検査で用いられます。医療機関は高精度な診断を行うことができ、新薬開発においても重要なデータを得ることができます。

セラノスティクスへの取り組み

治療と診断を融合させた「セラノスティクス」の実現に向けた研究開発にも注力しています。このアプローチにより、放射性医薬品を使用して患者の状態をリアルタイムで把握しながら治療を行うことができます。

日本メジフィジックスが保有する病態モデル一例

病態モデルの記載は見当たりませんでした。

日本メジフィジックスの非臨床試験事例

11C- RacloprideのD2R受容体占有率の評価

放射性同位体で予測された薬剤である11C- Racloprideは、主にドーパミンD2受容体の研究や画像診断に使用されます。この放射性同位体が脳内のドーパミンD2受容体にどの程度結合しているかを評価したものです。高い占有率は、薬物が効果的に受容体に作用していることを示唆し、統合失調症などの精神疾患研究において、D2受容体の状態の評価に役立ちます。

参照元:日本メジフィックス公式サイトhttps://www.nmp.co.jp/corpo/business/non-clinical_pet.html

18F-Altanserinのセロトニン2A受容体占有率の評価

セロトニン2A受容体の研究や画像診断に使用される18F-Altanserin。この放射性薬剤が脳内のセロトニン2A受容体にどの程度結合しているかを測定し、分析します。抗うつ薬や抗精神病薬などの、セロトニン2A受容体に作用する薬物の効果を定量的な評価や、うつ病、統合失調症、アルツハイマー病などの精神・神経疾患におけるセロトニン2A受容体の役割を研究するのに役立ちます。

参照元:日本メジフィックス公式サイトhttps://www.nmp.co.jp/corpo/business/non-clinical_pet.html

日本メジフィジックスの企業情報

日本メジフィジックスは、主に核医学分野において、放射性医薬品の開発・製造・販売を行っている会社です。主な事業領域は、診断用の放射性医薬品を使ったPET検査やSPECT検査、また、治療用放射性医薬品を用いたがん治療などです。さらに、非臨床PETイメージング試験の受託サービスや放射性医薬品の製造受託サービスも提供しています。

会社所在地 東京都江東区新砂3-4-10
電話番号 03-5634-7006
公式サイト https://www.nmp.co.jp/
【目的・課題別】
技術力・専門性・実績のある
非臨床試験の受託サービスおすすめ3選

新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。

薬効薬理試験
未知の病態モデルを再現し
探索から臨床志向の薬効評価
SMCラボラトリーズ
SMCラボラトリーズ
引用元:SMCラボラトリーズ公式サイト(https://www.smccro-lab.com/jp/)
  • 未知の病態モデルを特許技術のマウスで再現・作製。マウスを使用した新規病態モデル開発に取り組んでおり、なかでも肝臓病や線維化領域で実績を重ねる。
  • がん・炎症・代謝性疾患など、多様な疾患モデルを自社で確立・運用。探索段階から臨床志向の薬効評価に対応可能。評価系や投与方法などを個別に設計し、研究者とディスカッションしながら試験プランを構築可能
  • 小ロット対応や技術的な相談体制が整っており、ベンチャー・研究機関でも利用しやすい。
安全性試験
FIH申請に向けた安全性評価を
一括対応できる
labcorp
(ラボコープ・ドラッグデベロップメント)
labcorp
引用元:labcorp公式サイト(https://jp.labcorp.com/)
  • FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性保証付きのデータを取得可能で、各国当局への申請を見据えた試験設計が可能。
  • SEG I–III や 2年間毒性など、発がん性・生殖毒性を含む長期試験にも対応する高度な専門性を有する。
  • FIHを見据えた毒性・TK・安全性薬理の一括設計・受託が可能。初回ヒト投与までの非臨床試験全体を効率よく外注化できる。グローバル創薬を進める企業にとって、コスト・リスクを抑えながら進められる体制を整える。
薬物動態試験
高精度バイオアナリシスで
臨床を見据えたPK/PD評価
フェニックスバイオ
フェニックスバイオ
引用元:フェニックスバイオ公式サイト(https://phoenixbio.co.jp/)
  • ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。ADMEや薬物相互作用など、ヒト外挿性の高いデータを取得可能。
  • LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスにより、血中濃度測定・代謝物同定・定量バリデーションまで一貫対応
  • 薬物動態・肝毒性・安全性を包括的に評価できる統合試験体制を構築。中分子・核酸医薬などの特殊モダリティにも柔軟に対応可能。肝代謝が開発上のボトルネックとなる化合物や、臨床導出に向けた濃度評価が重要な案件でも、定量性と再現性に優れた試験系を提供