安全性試験に特化した韓国の受託機関、バイオトックステック。GLP準拠のもと、毒性・薬効・薬物動態を対象とした非臨床試験を実施しています。代理店を介さず、直接受託による試験に対応する研究機関です。
糖尿病・高血圧・認知症・骨粗鬆症・肝疾患など幅広い疾患領域に対し、有効性評価のためのin vitroおよびin vivoモデルを確立。医薬品に加え、健康機能食品や化粧品に関しても、機能性評価や許認可に必要な各種データの取得をサポートしています。
拠点のある韓国だけではなく、海外のガイドラインや先端的な国際研究動向にも精通。多様なニーズに対応可能な非臨床評価体制を整えています。
幼若動物を用いた非臨床安全性試験への対応も同社の特徴のひとつ。小児用医薬品開発における成長・発達・運動性・認知への影響、および毒性動態の評価をベースに、生後0日~21日以上までの段階に応じたきめ細かな試験設計に対応しています。
成人とは異なる小児特有の反応性を正確に捉えることができる環境は、同社の強みと言って良いでしょう。
韓国内のGLP認証機関(食品医薬品安全処、国立環境科学院、農村振興庁)から多数の項目で認証を取得し、非臨床CROとして非常に高い信頼性を誇るバイオトックステック。毒性・薬理・代謝などの分野で豊富なの試験実績があるため、より信頼性と再現性に優れたデータの取得を求める企業にとって、大変頼もしいパートナーになるでしょう。
糖尿病を対象としたin vitro、およびin vivoの非臨床評価モデルを確立。血糖調整機構やインスリン感受性の解析、糖代謝の改善効果などの包括的な検証を通じ、糖尿病候補物質の有効性を評価します。
糖尿病以外にも複数の実験系と疾患進展の段階を捉えるモデルを備え、医薬品や機能性素材に関する信頼性の高いデータ取得を支援しています。
参照:http://jpn.biotoxtech.com/pageLink.do?baseMenuNo=9910000&menuNo=9912100
医薬品候補物質の吸収・分布・代謝・排泄(PK)、並びに毒性発現に関連する動態(TK)を統合的に評価する試験。血中濃度を中心に毒性と薬効の両面を解析し、HPLC、LC/MS、LC/MS/MS による高精度分析技術を組み合わせて、正確かつ信頼性の高いデータを提供します。規制対応を見据えた設計と試験体系が整備されています。
参照:http://jpn.biotoxtech.com/pageLink.do?baseMenuNo=9910000&menuNo=9913100
会社所在地 | 韓国、忠清北道 清州市(Cheongju‑si) 清原郡 陽谷邑 永優壇地路 53番地 |
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電話番号 | +82 43‑210‑7777 |
公式サイト | http://jpn.biotoxtech.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。