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ホクドー

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非臨床試験の企画から実施まで一貫して受託しているホクドー。独自に保有する疾患モデルを活用し、薬効薬理や安全性の評価において高品質なデータ提供を行っています。

ホクドーの非臨床試験の受託サービスの特徴

症例モデルと動物種の組み合わせで多彩な薬効評価が可能

脊髄損傷、COPD、アトピー性皮膚炎、育毛、疼痛、炎症、糖尿病、老化抑制など、幅広い疾患モデルを取り扱っているホクドー。使用動物もラット・マウスから家畜ブタ・ヒツジ・ウサギまで対応可能で、多様な疾患評価ニーズに合わせた試験設計を提供しています。複雑な薬効薬理試験にも対応できる高度な体制が強みの研究機関です。

医療機器の模擬使用試験や毒性・変異原性評価まで網羅

安全性試験では、急性・亜急性毒性、皮膚腐食性、感作性、眼刺激性などの一般毒性試験に加え、復帰突然変異試験、染色体異常試験などの変異原性評価にも対応。人工骨や人工関節などを用いた医療機器の模擬使用試験まで実施が可能です。薬剤・機器の両面からの安全性評価に応えています。

一部作業のみの受託やレンタルラボなど柔軟な試験体制

試験全体の受託はもとより、投与や手術をクライアントが実施し、飼育や観察、補助業務のみを受託する形式にも対応しています。

レンタルラボとして自社スタッフが施設を利用したり、外科手術のトレーニング施設として活用したりと、試験内容や目的に応じたフレキシブルな支援が可能です。

【非臨床試験の受託会社一覧】 ゼロから創薬か既存薬再開発か おすすめの受託会社2選

ホクドーが保有する病態モデル一例

COPD(慢性閉塞性肺疾患)モデル

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の病態を再現したモデル動物を用いた薬効薬理試験に対応。このモデルでは、たとえば喫煙暴露や気管支炎様炎症を誘発する処置を施すことで、気道の炎症・肺胞破壊・肺機能低下など、COPDに特徴的な病態が再現されます。

疾患の進行度合いに応じて複数の指標で薬効を評価できるため、新薬候補のin vivoスクリーニングや有効性確認試験にも活用が可能。ヒト疾患との類似性が高く、呼吸器系疾患分野での応用範囲も広いモデルとなるでしょう。

参照URL:
https://www.hokudo.co.jp/4-1_kobetsushiken.html

ホクドーの非臨床試験事例

ラット脊髄損傷モデルによる運動機能評価

ラットを用いた脊髄損傷モデル試験を実施し、MASCIS Impactorを用いて脊髄損傷モデルを作成しています。

運動機能評価にはBBBスコア(Basso, Beattie, Bresnahanスコア)を採用し、試験動物の神経回復過程を定量的に評価することで、神経系治療薬の薬効確認を支援。運動機能に関する継続的測定が可能となるため、神経損傷の治療薬候補の評価に有用です。

参照URL:
https://www.hokudo.co.jp/4-1_kobetsushiken.html

ホクドーの企業情報

会社所在地北海道札幌市西区八軒9条西10丁目4番28号
電話番号011-641-7507
公式サイトhttps://www.hokudo.co.jp/index.html
【目的・課題別】
技術力・専門性・実績のある
非臨床試験の受託サービスおすすめ3選

新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。

薬効薬理試験
未知の病態モデルを再現し
探索から臨床志向の薬効評価
SMCラボラトリーズ
SMCラボラトリーズ
引用元:SMCラボラトリーズ公式サイト(https://www.smccro-lab.com/jp/)
  • 未知の病態モデルを特許技術のマウスで再現・作製。マウスを使用した新規病態モデル開発に取り組んでおり、なかでも肝臓病や線維化領域で実績を重ねる。
  • がん・炎症・代謝性疾患など、多様な疾患モデルを自社で確立・運用。探索段階から臨床志向の薬効評価に対応可能。評価系や投与方法などを個別に設計し、研究者とディスカッションしながら試験プランを構築可能
  • 小ロット対応や技術的な相談体制が整っており、ベンチャー・研究機関でも利用しやすい。
安全性試験
FIH申請に向けた安全性評価を
一括対応できる
labcorp
(ラボコープ・ドラッグデベロップメント)
labcorp
引用元:labcorp公式サイト(https://jp.labcorp.com/)
  • FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性保証付きのデータを取得可能で、各国当局への申請を見据えた試験設計が可能。
  • SEG I–III や 2年間毒性など、発がん性・生殖毒性を含む長期試験にも対応する高度な専門性を有する。
  • FIHを見据えた毒性・TK・安全性薬理の一括設計・受託が可能。初回ヒト投与までの非臨床試験全体を効率よく外注化できる。グローバル創薬を進める企業にとって、コスト・リスクを抑えながら進められる体制を整える。
薬物動態試験
高精度バイオアナリシスで
臨床を見据えたPK/PD評価
フェニックスバイオ
フェニックスバイオ
引用元:フェニックスバイオ公式サイト(https://phoenixbio.co.jp/)
  • ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。ADMEや薬物相互作用など、ヒト外挿性の高いデータを取得可能。
  • LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスにより、血中濃度測定・代謝物同定・定量バリデーションまで一貫対応
  • 薬物動態・肝毒性・安全性を包括的に評価できる統合試験体制を構築。中分子・核酸医薬などの特殊モダリティにも柔軟に対応可能。肝代謝が開発上のボトルネックとなる化合物や、臨床導出に向けた濃度評価が重要な案件でも、定量性と再現性に優れた試験系を提供