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タカラバイオ

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タカラバイオは、非臨床試験の豊富な経験を持つ、メディフォードのGLP安全性試験を提供している企業です。ここでは、タカラバイオの非臨床試験の特徴や病態モデル一例、事例などを詳しく紹介します。非臨床試験を請け負う代理店を選ぶ際の参考にしてください。

タカラバイオが請け負う非臨床試験

再生医療等製品に特化しGLP準拠の安全性試験体制を構築

再生医療等製品や遺伝子治療製品の開発において、GLP(Good Laboratory Practice)に準拠した高品質な安全性試験を提供しています。反復投与毒性試験や造腫瘍性試験、軟寒天コロニー形成試験など、薬事承認申請に必要な幅広い試験に対応できます。JSTPやJCVP認定病理学者、獣医師、薬剤師、JSOT認定トキシコロジストなどの専門家が在籍し、信頼性の高いデータを迅速に提供できる体制を整えています。

多様な病態モデルと最先端の評価技術による有効性・動態評価

各種動物モデル(一般動物、免疫不全動物)を用いた有効性評価や、qPCR・ddPCR・IVISなどの最先端技術を活用した体内動態評価を実施しています。投与した細胞やウイルスベクターの生体内分布や増殖動態を高感度かつ定量的に解析できます。再生医療等製品の特性に応じた最適な評価法を提案しています。研究開発から臨床応用まで一貫したサポートをおこないます。

製造・品質試験と一体化したワンストップサービス

遺伝子・細胞プロセッシングセンター(CGCP)を中核とし、非臨床試験サービスとバイオ医薬品・再生医療等製品の製造・品質試験を一体的に提供しています。セルバンクやウイルスベクター製造、無菌・マイコプラズマ・エンドトキシンなどの品質試験、特性解析、薬事申請サポートまで、開発プロセス全体をワンストップで支援できます。開発期間の短縮と品質確保を両立しています。

タカラバイオが取り扱う受託会社紹介

メディフォード株式会社

薬事承認申請用の各種安全性試験、薬効薬理試験、薬物動態試験まで幅広いサービスを展開している企業です。JSTPやJCVPの認定病理学者、獣医師、薬剤師、実験動物技術者、JSOT認定トキシコロジストなどの専門家が在籍し、各種試験の受託をおこなっています。

タカラバイオの非臨床試験事例

単回投与毒性試験

マウスやラットを用いて、各種投与経路による単回投与毒性試験を実施します。検査項目は医薬品ガイドライン反復毒性試験の検査内容、安全性薬理コアバッテリー検査、局所刺激性検査などがあります。免疫染色やPCRを用いた、トキシコキネティクス試験との併設も可能です。

in vitro造腫瘍性試験(軟寒天コロニー形成試験)

軟寒天コロニー形成試験法は、in vitroで行う腫瘍形成能を確認するために用いられる試験です。デジタル軟寒天コロニー形成試験をはじめに、従来法と蛍光法の軟寒天コロニー形成試験、デジタル軟寒天コロニー形成試験といった3種類のin vitro造腫瘍性試験を提供していることが特徴です。

タカラバイオの企業情報

長年培った遺伝子治療・細胞医療の技術・ノウハウを活用し、研究開発から臨床応用までサポートします。

会社所在地 滋賀県草津市野路東7-4-38
電話番号 077-565-6920
公式サイト https://catalog.takara-bio.co.jp/
【目的・課題別】
技術力・専門性・実績のある
非臨床試験の受託サービスおすすめ3選

新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。

薬効薬理試験
未知の病態モデルを再現し
探索から臨床志向の薬効評価
SMCラボラトリーズ
SMCラボラトリーズ
引用元:SMCラボラトリーズ公式サイト(https://www.smccro-lab.com/jp/)
  • 未知の病態モデルを特許技術のマウスで再現・作製。マウスを使用した新規病態モデル開発に取り組んでおり、なかでも肝臓病や線維化領域で実績を重ねる。
  • がん・炎症・代謝性疾患など、多様な疾患モデルを自社で確立・運用。探索段階から臨床志向の薬効評価に対応可能。評価系や投与方法などを個別に設計し、研究者とディスカッションしながら試験プランを構築可能
  • 小ロット対応や技術的な相談体制が整っており、ベンチャー・研究機関でも利用しやすい。
安全性試験
FIH申請に向けた安全性評価を
一括対応できる
labcorp
(ラボコープ・ドラッグデベロップメント)
labcorp
引用元:labcorp公式サイト(https://jp.labcorp.com/)
  • FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性保証付きのデータを取得可能で、各国当局への申請を見据えた試験設計が可能。
  • SEG I–III や 2年間毒性など、発がん性・生殖毒性を含む長期試験にも対応する高度な専門性を有する。
  • FIHを見据えた毒性・TK・安全性薬理の一括設計・受託が可能。初回ヒト投与までの非臨床試験全体を効率よく外注化できる。グローバル創薬を進める企業にとって、コスト・リスクを抑えながら進められる体制を整える。
薬物動態試験
高精度バイオアナリシスで
臨床を見据えたPK/PD評価
フェニックスバイオ
フェニックスバイオ
引用元:フェニックスバイオ公式サイト(https://phoenixbio.co.jp/)
  • ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。ADMEや薬物相互作用など、ヒト外挿性の高いデータを取得可能。
  • LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスにより、血中濃度測定・代謝物同定・定量バリデーションまで一貫対応
  • 薬物動態・肝毒性・安全性を包括的に評価できる統合試験体制を構築。中分子・核酸医薬などの特殊モダリティにも柔軟に対応可能。肝代謝が開発上のボトルネックとなる化合物や、臨床導出に向けた濃度評価が重要な案件でも、定量性と再現性に優れた試験系を提供