非臨床試験のおすすめ受託会社が見つかるサイト|effical » 非臨床試験を請け負う会社・代理店一覧 » 住化分析センター

住化分析センター

目次
目次

住化分析センターは、非臨床・臨床試験における生体試料中の薬物濃度測定について30年以上の実績があります。ここでは、住化分析センターの非臨床試験の特徴や病態モデル一例、事例などを詳しく紹介します。非臨床試験を請け負う代理店を選ぶ際の参考にしてください。

住化分析センターが請け負う非臨床試験

高度なバイオアナリシス技術と多様な分析メニュー

LC-MS/MSやGyrolab xP workstationなど最新機器を活用して、多様な分析メニューに対応しています。低分子薬物や高分子(抗体、糖タンパク、ADCなど)の生体試料中濃度測定、抗体医薬品やADC(抗体薬物複合体)、ペプチド医薬品、核酸医薬品のLC-MS/MS分析法開発および測定、バイオ医薬品の濃度測定、臨床薬物相互作用(DDI)試験における開発薬・併用薬の測定、バイオマーカー測定やエクソソーム研究支援、全自動ELISAシステムを用いた定量分析に対応可能です。

国際規制に完全準拠

GLP(Good Laboratory Practice)や信頼性基準など、国内外の最新規制に完全準拠して実施されます。LC-MS/MSやHPLC、ELISAなど多様な分析機器を用い、分析法バリデーションや生体試料中薬物濃度測定を高い信頼性で提供。計画書や報告書は和文・英文どちらにも対応し、グローバルな医薬品開発を強力にサポートします。

分析法開発から測定までワンストップソリューション

分析法の開発、バリデーション、規制対応、実際の濃度測定を一貫して対応するワンストップソリューションです。少量サンプルでの高スループット測定や、迅速なメソッド開発、技術移管の容易さなど、信頼性と効率性を両立したサービスを提供しています。各種規制下でのバリデーション・測定を迅速かつ高品質に実施することで、医薬品開発の各段階で最適なデータを一括して提供し、効率的なプロジェクト推進を支援することが可能です。

住化分析センターが取り扱う受託会社紹介

日本メジフィジックス株式会社

放射性医薬品の製造販売だけでなく、非臨床のPETイメージング試験(薬剤の分布評価、治療効果評価など)の受託事業を行っている企業です。長年の蓄積されたPET診断薬事業で培った技術とノウハウを最大限に活用し、医薬品や再生医療製品の研究開発を側面からサポートしています。

住化分析センターの非臨床試験事例

タンパク医薬品の 生体試料中濃度測定

ECL イムノアッセイ法を用いて、生体試料中のタンパク医薬品の濃度測定サービスを提供。被験物質を含んだヒト血清を試料として、補捉抗体をアッセイ・プレートに固相化し、分析試料や標識した検出抗体を添加し、ECL測定機器にて測定しました。2.74~6,000 mU/mLの範囲で検量線を作製できました。

住化分析センターの企業情報

1972年7月に住友化学の分析部門から独立して以来、50年間さまざまな産業分野・研究分野に携わっている企業です。

会社所在地 大阪府大阪市中央区高麗橋4-6-17(大阪本社)、東京都文京区本郷3-22-5 住友不動産本郷ビル9F(東京本社)
電話番号 06-6202-1810(大阪本社)、03-5689-1211(東京本社)
公式サイト https://www.scas.co.jp/
【目的・課題別】
技術力・専門性・実績のある
非臨床試験の受託サービスおすすめ3選

新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。

薬効薬理試験
未知の病態モデルを再現し
探索から臨床志向の薬効評価
SMCラボラトリーズ
SMCラボラトリーズ
引用元:SMCラボラトリーズ公式サイト(https://www.smccro-lab.com/jp/)
  • 未知の病態モデルを特許技術のマウスで再現・作製。マウスを使用した新規病態モデル開発に取り組んでおり、なかでも肝臓病や線維化領域で実績を重ねる。
  • がん・炎症・代謝性疾患など、多様な疾患モデルを自社で確立・運用。探索段階から臨床志向の薬効評価に対応可能。評価系や投与方法などを個別に設計し、研究者とディスカッションしながら試験プランを構築可能
  • 小ロット対応や技術的な相談体制が整っており、ベンチャー・研究機関でも利用しやすい。
安全性試験
FIH申請に向けた安全性評価を
一括対応できる
labcorp
(ラボコープ・ドラッグデベロップメント)
labcorp
引用元:labcorp公式サイト(https://jp.labcorp.com/)
  • FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性保証付きのデータを取得可能で、各国当局への申請を見据えた試験設計が可能。
  • SEG I–III や 2年間毒性など、発がん性・生殖毒性を含む長期試験にも対応する高度な専門性を有する。
  • FIHを見据えた毒性・TK・安全性薬理の一括設計・受託が可能。初回ヒト投与までの非臨床試験全体を効率よく外注化できる。グローバル創薬を進める企業にとって、コスト・リスクを抑えながら進められる体制を整える。
薬物動態試験
高精度バイオアナリシスで
臨床を見据えたPK/PD評価
フェニックスバイオ
フェニックスバイオ
引用元:フェニックスバイオ公式サイト(https://phoenixbio.co.jp/)
  • ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。ADMEや薬物相互作用など、ヒト外挿性の高いデータを取得可能。
  • LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスにより、血中濃度測定・代謝物同定・定量バリデーションまで一貫対応
  • 薬物動態・肝毒性・安全性を包括的に評価できる統合試験体制を構築。中分子・核酸医薬などの特殊モダリティにも柔軟に対応可能。肝代謝が開発上のボトルネックとなる化合物や、臨床導出に向けた濃度評価が重要な案件でも、定量性と再現性に優れた試験系を提供