非臨床試験のおすすめ受託会社が見つかるサイト|effical » 非臨床試験を請け負う会社・代理店一覧 » トランスジェニック

トランスジェニック

目次
目次

トランスジェニックは、40年の歴史に裏付けされた信頼と実績とGLP施設で蓄積された技術が強みの企業です。ここでは、トランスジェニックの非臨床試験の特徴や病態モデル一例、事例などを詳しく紹介します。受託会社を選ぶ際の参考にしてください。

トランスジェニックの非臨床試験の受託サービスの特徴

遺伝子改変動物モデルの活用

遺伝子改変マウスやラットを用いた非臨床試験を専門としています。特定の疾患モデルを作成し、病態のメカニズムや治療法の効果を詳細に評価できます。例えば、パーキンソン病や糖尿病モデルを使用することで、新薬の薬理作用や安全性を実際の病態に即した形で検証します。

多様な疾患モデルの提供

中枢神経系、循環器系、代謝疾患など、幅広い疾患に対応したモデルを提供しています。心筋梗塞や脳梗塞のモデル、炎症や疼痛に関連するモデルなどがあります。多様なモデルを持つことで、製薬企業や研究機関のニーズに柔軟に対応できます。

シームレスなサポート体制

非臨床試験から臨床試験への移行をスムーズに行える体制を整えています。開発初期段階からデータ収集を行い、その結果を基に次のステップへ進めることができます。新薬開発を効率化し、企業や研究機関が迅速に市場投入できるよう支援します。専門的なコンサルティングも行っています。

トランスジェニックが保有する病態モデル一例

病気を治す薬を開発するには、治したい病気を発症した実験動物に対して新薬をテストし、効果のある成分を見つけ出してから臨床試験に臨むのが重要です。

しかし、治したい病気を発症する動物モデルが存在するとは限りません。もしまだ世に無い場合は、場合によっては新規開発してもらう必要もあります。ここでは、同社が保有している動物の病態モデルについて一例をご紹介しています。

パーキンソンモデル(マウス)

パーキンソン病の病理学的な特徴を獲得した動物モデルとして、マウスを使用しています。パーキンソン病の病態解明や新たな治療法の開発に応用できると期待されている病態モデルです。

脳梗塞モデル(ラット)

脳梗塞に対する新たな治療法を開発することを期待して、ラットを用いた脳梗塞モデルを保有しています。脳梗塞によって引き起こされるさまざまな症状に対する治療やリハビリなどの効果を評価できる病態モデルです。

トランスジェニックの非臨床試験事例

公式サイトに事例が記載されていませんでした。

トランスジェニックの企業情報

トランスジェニックは、創薬支援事業と投資・コンサルティング事業を展開している企業です。創薬支援事業では、遺伝子改変動物の作製や非臨床試験、抗体作製など、創薬の初期段階から臨床試験までをカバーするサービスを提供しています。また、投資・コンサルティング事業では、M&Aや事業再生などを通じて、企業の支援を行っています。

会社所在地 福岡県福岡市中央区天神2-3-36
電話番号 092-288-8470
公式サイト https://www.transgenic.co.jp/
【目的・課題別】
技術力・専門性・実績のある
非臨床試験の受託サービスおすすめ3選

新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。

薬効薬理試験
未知の病態モデルを再現し
探索から臨床志向の薬効評価
SMCラボラトリーズ
SMCラボラトリーズ
引用元:SMCラボラトリーズ公式サイト(https://www.smccro-lab.com/jp/)
  • 未知の病態モデルを特許技術のマウスで再現・作製。マウスを使用した新規病態モデル開発に取り組んでおり、なかでも肝臓病や線維化領域で実績を重ねる。
  • がん・炎症・代謝性疾患など、多様な疾患モデルを自社で確立・運用。探索段階から臨床志向の薬効評価に対応可能。評価系や投与方法などを個別に設計し、研究者とディスカッションしながら試験プランを構築可能
  • 小ロット対応や技術的な相談体制が整っており、ベンチャー・研究機関でも利用しやすい。
安全性試験
FIH申請に向けた安全性評価を
一括対応できる
labcorp
(ラボコープ・ドラッグデベロップメント)
labcorp
引用元:labcorp公式サイト(https://jp.labcorp.com/)
  • FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性保証付きのデータを取得可能で、各国当局への申請を見据えた試験設計が可能。
  • SEG I–III や 2年間毒性など、発がん性・生殖毒性を含む長期試験にも対応する高度な専門性を有する。
  • FIHを見据えた毒性・TK・安全性薬理の一括設計・受託が可能。初回ヒト投与までの非臨床試験全体を効率よく外注化できる。グローバル創薬を進める企業にとって、コスト・リスクを抑えながら進められる体制を整える。
薬物動態試験
高精度バイオアナリシスで
臨床を見据えたPK/PD評価
フェニックスバイオ
フェニックスバイオ
引用元:フェニックスバイオ公式サイト(https://phoenixbio.co.jp/)
  • ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。ADMEや薬物相互作用など、ヒト外挿性の高いデータを取得可能。
  • LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスにより、血中濃度測定・代謝物同定・定量バリデーションまで一貫対応
  • 薬物動態・肝毒性・安全性を包括的に評価できる統合試験体制を構築。中分子・核酸医薬などの特殊モダリティにも柔軟に対応可能。肝代謝が開発上のボトルネックとなる化合物や、臨床導出に向けた濃度評価が重要な案件でも、定量性と再現性に優れた試験系を提供