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富士フイルム和光純薬

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富士フイルム和光純薬は、非臨床試験の豊富な経験を持つ、メディフォードのGLP安全性試験を提供している企業です。ここでは、富士フイルム和光純薬の非臨床試験の特徴や病態モデル一例、事例などを詳しく紹介します。非臨床試験を請け負う代理店を選ぶ際の参考にしてください。

富士フイルム和光純薬が請け負う非臨床試験

多様な疾患領域に対応した薬効薬理試験を提供

神経系、循環器・代謝・呼吸器系、消化器系、腎・泌尿器系、アレルギー・炎症・免疫系、そして抗腫瘍作用評価など、非常に幅広い疾患領域に対応した薬効薬理試験を提供しています。各種疾患モデルやIn vitroマグヌス試験なども取り扱い、医薬品承認の各段階で必要となる多様な試験ニーズに応えています。信頼性基準に従った試験にも対応し、創薬初期から後期まで一貫したサポートをおこないます。

GLP・信頼性基準に準拠した体内動態試験体制

医薬品の承認申請に不可欠な体内動態試験(薬物動態試験)を、GLP(Good Laboratory Practice)や信頼性基準に準拠して実施できる体制を整えています。薬物の吸収・分布・代謝・排泄(ADME)に関する詳細なデータを取得し、医薬品候補物質の体内挙動を科学的に評価する体制です。医薬品開発の各段階で必要となる高品質な動態データを提供し、臨床試験への円滑な移行を支援しています。

高品質な安全性試験と豊富な分析技術

毒性試験や変異原性試験など各種安全性試験においても高い品質基準を維持しています。標的臓器や用量依存性、暴露との関係、回復性などを明らかにすることで、ヒトへの初回投与量や安全な用量範囲の推定をおこないます。長年培った食品分析技術やバイオ関連技術を活かし、In vivo試験や各種分析サービスを提供しています。

富士フイルム和光純薬が取り扱う受託会社紹介

株式会社鎌倉テクノサイエンス

東レのライフサイエンス事業で培われたバイオ関連技術や安全性・薬理評価を受託している企業です。神経系、循環器・代謝・呼吸器系、消化器系、腎・泌尿器系、アレルギー・炎症・免疫系など、多岐にわたる試験を実施しています。

福島セルファクトリー株式会社

福島医薬品関連産業支援拠点化事業で培った技術やノウハウを活用し、医薬品開発の研究支援サービスを提供している企業です。細胞保管や検体保管、細胞培養に細胞特性解析、細胞のソーティングなどを行います。

富士フイルム和光純薬の非臨床試験事例

F-PDX® (患者由来腫瘍異種移植片) を用いたin vitro ( ex vivo ) 試験

福島医薬品関連産業支援拠点化事業により樹立されたPDXである担がん動物は、元の腫瘍の病理組織や遺伝子発現の特徴を維持しています。免疫不全マウスに移植して、抗がん剤の薬効評価を in vivo で実施。免疫不全マウスに移植せず、そのまま薬効評価を行う ex vivo 試験も可能です。

参照元:富士フイルム和光純薬公式サイトhttps://labchem-wako.fujifilm.com/jp/custom_service/products/95178.html

脳梗塞(脳虚血)モデルを用いた薬理試験

中大脳動脈閉塞や両側総頚動脈結紮モデルを作製し、被験物質が脳虚血に与える影響を評価する試験です。動物種はラットを使用し、1ヶ月を目安に報告書とともに納品できます。

参照元:富士フイルム和光純薬公式サイトhttps://labchem-wako.fujifilm.com/jp/custom_service/products/95208.html

富士フイルム和光純薬の企業情報

創薬支援、再生医療、遺伝子治療などの開発支援サービスを幅広く取り扱っている企業です。

会社所在地 大阪府大阪市中央区道修町3-1-2
電話番号 06-6203-3741
公式サイト https://www.fujifilm.com/ffwk/ja
【目的・課題別】
技術力・専門性・実績のある
非臨床試験の受託サービスおすすめ3選

新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。

薬効薬理試験
未知の病態モデルを再現し
探索から臨床志向の薬効評価
SMCラボラトリーズ
SMCラボラトリーズ
引用元:SMCラボラトリーズ公式サイト(https://www.smccro-lab.com/jp/)
  • 未知の病態モデルを特許技術のマウスで再現・作製。マウスを使用した新規病態モデル開発に取り組んでおり、なかでも肝臓病や線維化領域で実績を重ねる。
  • がん・炎症・代謝性疾患など、多様な疾患モデルを自社で確立・運用。探索段階から臨床志向の薬効評価に対応可能。評価系や投与方法などを個別に設計し、研究者とディスカッションしながら試験プランを構築可能
  • 小ロット対応や技術的な相談体制が整っており、ベンチャー・研究機関でも利用しやすい。
安全性試験
FIH申請に向けた安全性評価を
一括対応できる
labcorp
(ラボコープ・ドラッグデベロップメント)
labcorp
引用元:labcorp公式サイト(https://jp.labcorp.com/)
  • FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性保証付きのデータを取得可能で、各国当局への申請を見据えた試験設計が可能。
  • SEG I–III や 2年間毒性など、発がん性・生殖毒性を含む長期試験にも対応する高度な専門性を有する。
  • FIHを見据えた毒性・TK・安全性薬理の一括設計・受託が可能。初回ヒト投与までの非臨床試験全体を効率よく外注化できる。グローバル創薬を進める企業にとって、コスト・リスクを抑えながら進められる体制を整える。
薬物動態試験
高精度バイオアナリシスで
臨床を見据えたPK/PD評価
フェニックスバイオ
フェニックスバイオ
引用元:フェニックスバイオ公式サイト(https://phoenixbio.co.jp/)
  • ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。ADMEや薬物相互作用など、ヒト外挿性の高いデータを取得可能。
  • LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスにより、血中濃度測定・代謝物同定・定量バリデーションまで一貫対応
  • 薬物動態・肝毒性・安全性を包括的に評価できる統合試験体制を構築。中分子・核酸医薬などの特殊モダリティにも柔軟に対応可能。肝代謝が開発上のボトルネックとなる化合物や、臨床導出に向けた濃度評価が重要な案件でも、定量性と再現性に優れた試験系を提供