遺伝子研究から創薬支援へと発展し、薬効薬理・毒性・薬物動態など非GLP下での非臨床試験を自社で受託対応しているユニーテック株式会社。高い専門性と迅速な試験体制で、新薬開発の初期段階を力強くサポートしています。
マウスを用いた各種疾患モデルの作製実績を多数有し、薬効薬理試験や毒性試験、薬物動態試験を一貫して実施。炎症・免疫系疾患、代謝疾患、がん、循環器疾患などに対応した多彩なモデルが用意されていることから、研究目的に応じた高精度な試験設計も可能です。
モデル動物の作製から試験実施、データ解析までを自社で担うことで、安定した品質と柔軟な対応を実現しています。
薬効薬理試験、毒性試験、薬物動態試験のすべてを in vitro/in vivo 双方で対応可能。遺伝子改変マウスや各種疾患モデルを用いた薬効評価に加え、急性毒性・反復投与毒性試験などの安全性評価、ならびに LC/MS/MS を活用した薬物動態評価も実施しています。
医薬品候補物質の探索段階から前臨床開発に至るまで、幅広い試験領域をカバーしています。
依頼内容に応じて、試験設計や解析方法の提案など、初期段階からの受託体制もユニーテックの魅力。疾患モデルの選定や解析項目の調整など、クライアントのニーズに即した丁寧な設計支援を実施しています。
少数動物での初期評価から本格的な薬効確認まで、試験規模に応じた段階的対応も可能。研究開発の進捗や方針変更に応じて、実施内容を適宜最適化できる体制が構築されています。
【非臨床試験の受託会社一覧】 ゼロから創薬か既存薬再開発か おすすめの受託会社2選
1300ライン以上という過去の遺伝子改変マウス作製実績を背景に、多様な病態モデルの開発に対応。具体的には、各種がんモデルやアルツハイマーモデル、心筋や腎臓など臓器特異的トランスジェニック(Tg)マウス、Conditional KO/KIマウス、Null KO、BAC-Tg、point mutationなど、さまざまな研究ニーズに応じたモデル構築が可能です。
作製困難なケースでも、ベクター構築・ES細胞作製・解析まで社内で一貫対応。設計から納品まで完全サポート体制が整備し、「作製不能に成らない限りは途中放棄しない」姿勢を方針としています。
参照元:ユニーテック公式HP(https://www.uniqtech.co.jp/drug-discovery/)
ヒト大腸がん細胞(HT29)をヌードマウスに皮下移植し、抗腫瘍効果の評価を実施した事例。腫瘍の増殖状態を定期的に測定し、被験物質の有効性を非GLP下で迅速に確認しました。
がん異所性移植モデルを活用することで、臨床に近い評価環境でのスクリーニングが実現。腫瘍縮小効果や毒性評価も併せて行うことができるため、創薬初期段階における候補物質の選定に有効です。
参照元:ユニーテック公式HP(https://www.uniqtech.co.jp/mouse-production-results/)
会社所在地 | 千葉県柏市柏367-2 |
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電話番号 | 04-7164-6899 |
公式サイト | https://www.uniqtech.co.jp/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。