非臨床試験のおすすめ受託会社が見つかるサイト|effical » 非臨床試験を請け負う会社・代理店一覧 » ネモト・サイエンス

ネモト・サイエンス

ネモト・サイエンスは、薬物動態試験と合成の受託に特化した会社です。ここでは、ネモト・サイエンスの非臨床試験の特徴や病態モデル一例、事例などを詳しく紹介します。非臨床試験を請け負う代理店を選ぶ際の参考にしてください。

ネモト・サイエンスが請け負う非臨床試験

幅広い試験対応

GLP準拠施設にて、創薬段階から開発段階までの様々な試験を実施しています。マウスやラットといった小動物からウサギ、サルなどの中大動物まで多様な動物種を取り扱い、生体内(in vivo)と試験管内(in vitro)の両方の試験に対応可能です。

高度な技術と設備

各種核種(14C, 3H, 125I, 32P, 51Cr等)を用いたRIトレーサー実験やLC-MS/MS等の先進的な分析機器を駆使し、詳細な分析を行っています。また、Orbitrapを用いたRI投与後の試料測定や、HPLC on-line LSCによる代謝物検索など、最新の技術も導入。トランスポーター評価試験のための安定発現細胞株の利用など、特殊な実験技術も有しています

信頼性の高いGLP対応

1998年の第1回GLP適合性調査以降、全ての調査においてAまたは適合の評価を得ているGLP準拠施設で試験を実施し、申請用データを提供しています。高品質で信頼性の高い非臨床試験データの提供が可能です。

ネモト・サイエンスが取り扱う受託会社紹介

メディフォード株式会社

医薬品GLPや医療機器GLP、再生医療等製品GLP、農薬GLP、化審法GLPなどに適合した施設で、薬事承認申請用の各種安全性試験、薬効薬理試験、薬物動態試験から研究開発初期の探索的検討試験まで幅広いサービスを展開している企業です。非臨床薬物動態試験において、委託しています。

ネモト・サイエンスの非臨床試験事例

In vivo 薬物動態試験

GLP準拠施設にて,開発段階に適したin vivo試験を実施します。マウスやラット、モルモットなどの小動物、ウサギやイヌ、サルなどの中大動物の取り扱いが可能で、各核種(14C,3H,125I,32P,51Cr 等)を用いた RIトレーサー実験,LC-MS/MS 等の分析機器を用いた試験に対応。ご要望に応じて、英文および和文での試験計画書・報告書の作成も可能です。

参照元:ネモト・サイエンス公式サイトhttps://www.nemotoscience.co.jp/souyaku

In vivo 薬物動態試験(吸収・分布・排泄試験)

長年培ってきた動物実験技術を用いて再現性のあるデータを提出します。吸収試験として、血液や血漿中濃度、消化管吸収部位、門脈吸収などがあります。分布試験として、組織内分布やミクロオートラジオグラフィの試験、胎盤通過性や血漿蛋白結合などに対応可能です。排泄試験では、尿や糞、呼気中排泄、胆汁中排泄などがあります。

参照元:ネモト・サイエンス公式サイトhttps://www.nemotoscience.co.jp/souyaku

ネモト・サイエンスの企業情報

トリチウム標識化合物を用いた薬物動態試験や、創薬段階から開発段階までの試験および合成の受託において、多くの製薬会社からの依頼を受けています。

会社所在地 東京都杉並区高井戸東4-10-9
電話番号 03-3333-2711
公式サイト https://www.nemotoscience.co.jp/
【目的・課題別】
技術力・専門性・実績のある
非臨床試験の受託サービスおすすめ3選

新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。

薬効薬理試験
未知の病態モデルを再現し
探索から臨床志向の薬効評価
SMCラボラトリーズ
SMCラボラトリーズ
引用元:SMCラボラトリーズ公式サイト(https://www.smccro-lab.com/jp/)
  • 未知の病態モデルを特許技術のマウスで再現・作製。マウスを使用した新規病態モデル開発に取り組んでおり、なかでも肝臓病や線維化領域で実績を重ねる。
  • がん・炎症・代謝性疾患など、多様な疾患モデルを自社で確立・運用。探索段階から臨床志向の薬効評価に対応可能。評価系や投与方法などを個別に設計し、研究者とディスカッションしながら試験プランを構築可能
  • 小ロット対応や技術的な相談体制が整っており、ベンチャー・研究機関でも利用しやすい。
安全性試験
FIH申請に向けた安全性評価を
一括対応できる
labcorp
(ラボコープ・ドラッグデベロップメント)
labcorp
引用元:labcorp公式サイト(https://jp.labcorp.com/)
  • FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性保証付きのデータを取得可能で、各国当局への申請を見据えた試験設計が可能。
  • SEG I–III や 2年間毒性など、発がん性・生殖毒性を含む長期試験にも対応する高度な専門性を有する。
  • FIHを見据えた毒性・TK・安全性薬理の一括設計・受託が可能。初回ヒト投与までの非臨床試験全体を効率よく外注化できる。グローバル創薬を進める企業にとって、コスト・リスクを抑えながら進められる体制を整える。
薬物動態試験
高精度バイオアナリシスで
臨床を見据えたPK/PD評価
フェニックスバイオ
フェニックスバイオ
引用元:フェニックスバイオ公式サイト(https://phoenixbio.co.jp/)
  • ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。ADMEや薬物相互作用など、ヒト外挿性の高いデータを取得可能。
  • LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスにより、血中濃度測定・代謝物同定・定量バリデーションまで一貫対応
  • 薬物動態・肝毒性・安全性を包括的に評価できる統合試験体制を構築。中分子・核酸医薬などの特殊モダリティにも柔軟に対応可能。肝代謝が開発上のボトルネックとなる化合物や、臨床導出に向けた濃度評価が重要な案件でも、定量性と再現性に優れた試験系を提供