ボゾリサーチセンターは創薬プロジェクトのリード化合物最適化ステージを中心にサポートしている企業です。ここでは、ボゾリサーチセンターの非臨床試験の特徴や病態モデル一例、事例などを詳しく紹介します。受託会社を選ぶ際の参考にしてください。
医薬品、農薬、食品など多岐にわたる開発品に対して、包括的な非臨床試験サービスを提供しています。薬効薬理試験、毒性試験、分析試験などが含まれ、各分野に特化した専門家が在籍。創薬プロジェクトの初期段階から商用化まで、一貫したサポートが可能です。
多くの非臨床試験を実施してきた実績があります。特にがんや代謝性疾患に関する研究で高い評価を得ており、各種病態モデルを用いたin vivoおよびin vitro試験が充実しています。専門家によるコンサルティングも提供可能です。
動物福祉に配慮した試験を実施しており、3R(Replacement, Reduction, Refinement)原則に基づいたアプローチを採用。AAALAC Internationalの完全認証を取得しています。施設はGLP基準に準拠しており、安全で倫理的な環境下での非臨床試験です。
病気を治す薬を開発するには、治したい病気を発症した実験動物に対して新薬をテストし、効果のある成分を見つけ出してから臨床試験に臨むのが重要です。
しかし、治したい病気を発症する動物モデルが存在するとは限りません。もしまだ世に無い場合は、場合によっては新規開発してもらう必要もあります。ここでは、同社が保有している動物の病態モデルについて一例をご紹介しています。
OVAで感作したモルモットを用いて、抗原の鼻腔内投与により誘発した即時型や遅発型の鼻炎・鼻閉反応、鼻腔への炎症性細胞浸潤に対する薬物の作用を検討します。他にも、鼻粘膜の血管透過性の亢進に対する薬物の作用を検討するためにラットを用いています。
OVAで感作したモルモットを用いて、抗原吸入により誘発した即時型や遅発型の喘息・気道閉塞反応、気道管腔への炎症性細胞浸潤に対する薬物の作用を検討します。他に、気道過敏性および気道リモデリングとしてマウスの病態モデルも使用します。
薬効薬理試験・医療機器性能評価試験として、鼻炎、喘息、慢性閉塞性肺疾患 (COPD) 、肺線維症モデルなどを経験豊富な研究者が実施しました。特にCOPDに対する評価において、タバコ液投与モデル(モルモット)、タバコ煙曝露モデル(マウス、ラット、モルモット)など、病態程度の異なるモデルが使用可能になります。
製薬企業、医療機器製造企業、アカデミアやバイオベンチャー、医療機関等のニーズにあわせたソリューションを提供している企業です。
会社所在地 | 東京都渋谷区大山町36-7 |
---|---|
電話番号 | 03-5453-8101 |
公式サイト | https://www.bozo.co.jp/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。