BioDuro-Sundiaは、米国と中国に拠点を置き、エンドツーエンドの受託研究開発製造機関(CRDMO)として、バイオテクノロジー企業や製薬企業などに向けたサービスを提供している企業です。
こちらの記事では、同社が提供する非臨床試験の受託サービスにおける特徴や保有する病態モデルの例、非臨床試験の事例などを調査してまとめました。
BioDuro-Sundiaでは、パートナー企業に対して標的の特定から原薬の開発、商業用医薬品の製造に至るまで幅広いサービスの提供を行っています。単に個別の試験を提供するのではなく、創薬の初期段階からIND申請を可能とする段階に至るまで、プロジェクトの全肯定に対応する統合型サービスとしての提供が行われています。このようなワンストップオペレーションにより、クライアントは創薬を大幅に加速できるようになります。
非臨床試験サービスにおいては、がんや炎症・呼吸器の分野において強みを持っているといえます。例えばがん領域においては、2Dおよび3D細胞モデルや異種移植マウス腫瘍モデルを用いた抗がん剤の創薬支援を行うサービスの提供を行っています。この分野については、がん生物学に関する深い知識を持つ科学者から構成される経験豊富なチームを擁する点や、AAALAC認定飼育施設を有している点などが特徴として挙げられます。
新薬の探索や開発、商業生産をサポートするグローバルCRDMOという立場に基づき、同社ではDMPKサービスを提供しています。医薬品開発の各段階に合わせた構成ができる柔軟性が特徴であり、クライアントは幅広いin vitro試験や整体分析試験からの選択が可能です。試験から得られるデータによって、それぞれの医薬品が持つ生理化学的特性や代謝特性を深く理解する上で役立てられます。
同社の専門家チームはそれぞれ長い業界経験を有していることから、クライアント固有の課題を丁寧に理解し、医薬品開発目標に合ったDMPKアッセイを提案。また、DMPK試験が完了した後の研究開発や製剤開発、製造ニーズにも対応しています。
BioDuro-Sundiaではさまざまな病態モデルの提供を行っています。例えば、がん領域においては500種類以上の癌細胞株と300種類以上の異種移植モデル(CDX)や、90種類以上の患者由来異種移植モデル(PDX)など、多様な動物モデルを有しています。
その他、呼吸器系においてもマウスモデルにおけるブレオマイシン誘発性肺線維症やOVA誘発喘息マウス/ラットモデルなど特定の疾患モデルの提供が行われています。
同社では、韓国のバイオテクノロジー企業であるDigmBioが開発した薬剤について、韓国食品医薬品安全庁(MFDS)からINDの承認を取得するにあたり、BioDuro-Sundia社がその支援を行っています。
カリフォルニア州アーバインに本社を置くBioDuroは、1996年に設立され、米国と中国に7ヶ所の研究開発・製造拠点を有している企業です。
| 会社所在地 | 72 Fairbanks, Irvine, CA 92618, USA |
|---|---|
| 電話番号 | +1 949 639 8100 |
| 公式サイト | https://www.bioduro.com |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。