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TransCure bioServices

フランスに拠点を置くTransCure bioServicesは、ヒト免疫系を再構築したヒト化マウスモデルを特徴とするCROであり、フェニックスバイオと業務提携を行っています。こちらの記事では、TransCure bioServicesの特徴や保有している病態モデルなどの情報を調査してまとめました。

参照元:フェニックスバイオ公式サイト(https://ssl4.eir-parts.net/doc/6190/tdnet/2182305/00.pdf)

TransCure bioServicesの非臨床試験の受託サービスの特徴

柔軟性と透明性を重視して研究をサポート

TransCure bioServicesは、革新的な専門知識と個別サポートを組み合わせることにより、新たな治療法の開発を行っている企業です。柔軟性と透明性を重視し、さらに高度なマウスモデルを活用しって、顧客の研究をサポートしています。

ヒトの免疫系を再構築したマウスモデルを保有

TransCure bioServicesは、免疫不全マウスにヒト造血幹細胞を移植することにより、ヒトの免疫系を再構築した独自のマウスモデルを保有している点が大きな特徴といえます。この点から、従来の動物モデルでは難しいとされてきた、ヒト特有の免疫応答について非臨床段階で評価が可能となっています。

AAALACの認証を取得

同社は責任ある非臨床研究に取り組んでいる企業であり、2022年よりAAALAC(国際動物ケア評価認証協会)の認証を受けています。このことによって、動物実験における高い水準を保守しています。さらに、「3Rの原則(削減:Reduction、改善:Refinement、置き換え:Replacement)」を適用しており、高い品質の予測データを提供するため、厳密に必要な数のみの動物を使用。さらにできるかぎり良い条件のもとで飼育しています。

さらに、同社の動物実験委員会(IACUC)は高度な資格を持つ技術者や科学者、獣医師、動物福祉の専門家で構成。規制基準を超える生活環境と手順を確保しています。

TransCure bioServicesが保有する病態モデル一例

機能的なヒト免疫系を備えた高度なトランスレーショナル・ヒト化マウスモデルを開発しています。高度な免疫不全マウスに異対して、ヒト臍帯血から生成されたCD34+造血細胞を移植することによって、ヒト特有の免疫療法の生体内(in vivo)評価を行うための強力なプラットフォームを提供しています。

その他、標準的な免疫不全および免疫正常マウスモデル二重ヒト化マウスモデル、ヒト化肝臓マウスモデルなどを保有しています。

TransCure bioServicesの非臨床試験事例

鎌状赤血球症の非臨床研究におけるヒト化マウスモデル

TransCure bioServicesは、「Nature Communications」に掲載されたArianna Moiani氏ら研究チームの成果に重要な貢献をしています。こちらの研究では、CD34+造血幹細胞を移植したヒト化マウスモデルを活用することによって鎌状赤血球症(SCD)を調査し、ヒトの病理をより正確に再現。この革新的な前臨床アプローチによって、ヘモグロビン疾患や関連する合併症を標的とした治療薬候補に関する評価について、より高い精度で行えるようになります。

参照元:TransCure bioServices公式サイト(https://www.transcurebioservices.com/scientific-publications/humanized-mouse-models-sickle-cell-disease-preclinical-research/)

TransCure bioServicesの企業情報

同社はヒト化マウスモデルを用いた前臨床研究に特化しているフランスのCROです。さまざまな高度なマウスモデルを用いた前臨床研究において10年以上の経験を有している同社は、顧客の期待に応えるサポートを提供するために求められる専門的な知識や視点を備えています。

会社所在地Archamps Technopole, Bâtiment de l'Alliance, 74160 Archamps, France
電話番号+33 (0)4 50 43 01 02
公式サイトhttps://www.transcurebioservices.com/
【目的・課題別】
技術力・専門性・実績のある
非臨床試験の受託サービスおすすめ3選

新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。

薬効薬理試験
未知の病態モデルを再現し
探索から臨床志向の薬効評価
SMCラボラトリーズ
SMCラボラトリーズ
引用元:SMCラボラトリーズ公式サイト(https://www.smccro-lab.com/jp/)
  • 未知の病態モデルを特許技術のマウスで再現・作製。マウスを使用した新規病態モデル開発に取り組んでおり、なかでも肝臓病や線維化領域で実績を重ねる。
  • がん・炎症・代謝性疾患など、多様な疾患モデルを自社で確立・運用。探索段階から臨床志向の薬効評価に対応可能。評価系や投与方法などを個別に設計し、研究者とディスカッションしながら試験プランを構築可能
  • 小ロット対応や技術的な相談体制が整っており、ベンチャー・研究機関でも利用しやすい。
安全性試験
FIH申請に向けた安全性評価を
一括対応できる
labcorp
(ラボコープ・ドラッグデベロップメント)
labcorp
引用元:labcorp公式サイト(https://jp.labcorp.com/)
  • FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性保証付きのデータを取得可能で、各国当局への申請を見据えた試験設計が可能。
  • SEG I–III や 2年間毒性など、発がん性・生殖毒性を含む長期試験にも対応する高度な専門性を有する。
  • FIHを見据えた毒性・TK・安全性薬理の一括設計・受託が可能。初回ヒト投与までの非臨床試験全体を効率よく外注化できる。グローバル創薬を進める企業にとって、コスト・リスクを抑えながら進められる体制を整える。
薬物動態試験
高精度バイオアナリシスで
臨床を見据えたPK/PD評価
フェニックスバイオ
フェニックスバイオ
引用元:フェニックスバイオ公式サイト(https://phoenixbio.co.jp/)
  • ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。ADMEや薬物相互作用など、ヒト外挿性の高いデータを取得可能。
  • LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスにより、血中濃度測定・代謝物同定・定量バリデーションまで一貫対応
  • 薬物動態・肝毒性・安全性を包括的に評価できる統合試験体制を構築。中分子・核酸医薬などの特殊モダリティにも柔軟に対応可能。肝代謝が開発上のボトルネックとなる化合物や、臨床導出に向けた濃度評価が重要な案件でも、定量性と再現性に優れた試験系を提供