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Explicyte

Explicyte(エクスプリサイト)は、がん免疫療法分野に特化した前臨床試験サービスを提供するCROです。 高精度な細胞アッセイや動物モデル、高度な空間生物学解析などを駆使し、世界中の製薬・バイオ企業の研究開発を支援しています。 この記事では、Explicyteの特徴や保有する病態モデル、非臨床試験の事例などを詳しく紹介します。受託先選びの参考にぜひご覧ください。

Explicyteの非臨床試験の受託サービスの特徴

細胞を使った免疫評価試験に幅広く対応

Explicyteは、がん免疫療法に特化したin vitro(細胞レベル)の試験を幅広く実施しています。 代表的なのは、免疫チェックポイント阻害試験(PD-1/PD-L1、CTLA-4など)や、抗体依存性細胞傷害(ADCC)、腫瘍殺傷アッセイなど。 これらの試験を通じて、免疫細胞と腫瘍細胞の相互作用や治療効果を精密に評価できます。 さらに、混合リンパ球反応(MLR)やマクロファージ機能評価、サイトカイン放出試験なども対応可能。 研究テーマや開発段階に合わせてカスタマイズできる柔軟性が、Explicyteのin vitro試験の大きな強みです。

試験設計からデータ解析までワンストップで対応

Explicyteは、細胞試験だけでなく、マウスを用いたin vivo(動物モデル)試験やヒト試料解析も自社で完結できる体制を整えています。 特に、同系腫瘍モデルを活用した免疫応答評価は、抗がん剤や免疫チェックポイント阻害剤の効果を再現性高く検証できる点で評価されています。 また、臨床応用を見据えた翻訳研究(Translational Research)にも注力しており、バイオマーカー探索や空間生物学解析など、最新技術を組み合わせた包括的な研究支援を実施。 「試験デザインから解析まで一貫対応できるCRO」として、世界のバイオ企業から信頼を得ています。

Explicyteが保有する病態モデル一例

受託企業を選ぶ際、保有している病態モデルの種類と信頼性は重要な判断材料です。 Explicyteは、がん免疫療法の研究に特化して、免疫系が機能する同系腫瘍モデルをはじめとした多彩なモデルを備えています。 ここでは、代表的なモデルの一例を取り上げ、それぞれの特徴や活用シーンを整理していきます。

マウスを使った免疫応答評価モデル(同系腫瘍モデル)

Explicyteが保有する代表的なモデルのひとつが、免疫系が機能した状態で評価できるマウスの同系腫瘍モデル(syngeneic tumour model)です。 このモデルでは、近交系マウスに同系腫瘍細胞を移植し、腫瘍と免疫細胞の相互作用を生理的に近い条件で観察できます。 免疫チェックポイント阻害薬やCAR-T、NK細胞療法など、免疫系を活用する治療の効果検証に適しています。 Explicyteでは、抗CTLA-4抗体や抗PD-1/PD-L1抗体など、主要な免疫治療薬の評価試験に用いられており、免疫マイクロ環境の変化を多重免疫染色や空間解析などで把握できます。

ヒト試料を使ったバイオマーカー探索モデル(翻訳研究)

Explicyteは、動物モデルだけでなくヒト由来試料を使った翻訳研究にも力を入れています。 腫瘍組織や血液などの臨床サンプルを解析することで、新しいがん治療ターゲットやバイオマーカーの探索を支援。 これにより、非臨床段階から臨床試験への橋渡し(トランスレーショナルリサーチ)の設計・仮説検証を支援します。 動物試験だけでは見えにくい患者個別の免疫応答や治療効果のばらつきを可視化でき、がん免疫療法開発における実務的な検証モデルとして有用です。

Explicyteの非臨床試験事例

免疫チェックポイント阻害薬の効果検証試験

Explicyteは、同系腫瘍マウスモデルを用いて、免疫チェックポイント阻害薬の前臨床試験を実施しています。 代表的な例として、大腸がんモデル(MC38)を使った抗PD-1および抗PD-L1抗体治療の有効性評価が挙げられます。 腫瘍増殖の抑制効果だけでなく、免疫細胞の浸潤やサイトカイン動態を解析することで、治療反応のメカニズムを検証しています。

バイオマーカー探索を目的とした翻訳研究

Explicyteでは、臨床試料を用いた翻訳研究を通じて、新規バイオマーカーの探索も進めています。 腫瘍組織や血液サンプルを解析し、免疫療法の効果予測や治療標的の特定を支援。 空間生物学(SpatialBiology)やシングルセル解析技術を組み合わせることで、腫瘍微小環境(TME)内の免疫細胞動態を高精度に把握できます。 これらの解析結果は、臨床応用や治療戦略の精度を高めるための重要な知見として活用されています。

Explicyteの企業情報

Explicyteは、がん免疫療法開発に特化した前臨床・翻訳研究CROです。フランス・ボルドーを拠点に、欧州はもちろん、北米・日本・韓国など世界各地の製薬・バイオベンチャーの研究開発を支援しています。

会社所在地 229 Cours de l’Argonne, 33000 Bordeaux, France
電話番号 +33 (0)5 64 31 11 70
公式サイト https://explicyte.com/
非臨床試験の受託サービス
おすすめ3選

新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。

薬効薬理試験未知の病態モデルを再現し
探索から臨床志向の薬効評価
SMCラボラトリーズ
引用元:SMCラボラトリーズ公式サイト(https://www.smccro-lab.com/jp/)
SMCラボラトリーズ

特許技術による新規モデル作製(特に肝疾患・線維化)や未知の病態モデルの作成など、多彩な自社疾患モデルを保有しているのが特徴。
探索から臨床を見据えた、薬効評価プランを個別設計が行えます。

得意とする領域
MASH/NASH・肝臓がんの再現

「STAM™マウス」という特許モデルを保有しており、ヒトのMASH/NASHからHCCに類似した経過を示し、病態進展が20週齢時の肝癌を発症させることが可能。

繊維化の評価全般

2週間程度で、間質性線維症や尿細管変性、さらに炎症細胞浸潤を含む多重の病態が現れることから、抗線維化薬の初期スクリーニングモデルとして有用です。

病態モデルのない疾患にも対応

現時点で存在しない疾患でも、独自の病態モデル開発が可能。クライアントの創薬ターゲットに合わせて、新しい病態モデルの提案をします。

安全性試験FIH申請に向けた安全性評価を
一括対応できる
labcorp
引用元:labcorp公式サイト(https://jp.labcorp.com/)
labcorp

国際規制に対応したGLP試験体制のもと、発がん性等の長期毒性からFIHに向けた毒性・TK・安全性薬理試験まで一括受託。ICH準拠の確実なデータで、グローバル創薬のコストと手戻りリスクを削減します。

得意とする領域
高度な長期毒性試験

SEG I–III(生殖発生毒性)や2年間の発がん性試験をはじめ、長期間にわたる複雑な毒性評価にも対応可能です。

FIHに向けたワンストップ受託

初回ヒト投与(FIH)をまでを見据えた、毒性・TK(毒性動態)・安全性薬理試験までを一括で設計・受託することができます。

グローバル申請対応

FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性の高いデータを取得し、グローバルな申請を見据えた試験設計を提案します。

薬物動態試験高精度バイオアナリシスで
臨床を見据えたPK/PD評価
フェニックスバイオ
引用元:フェニックスバイオ公式サイト(https://phoenixbio.co.jp/)
フェニックスバイオ

PXBマウスを用いたヒト外挿性の高い薬物動態・肝代謝評価と、LC-MS/MSによる高感度バイオアナリシスを提供。動態・肝毒性・安全性の統合評価体制で核酸医薬等の新モダリティにも対応します。

得意とする領域
PXBマウス®を用いた評価

ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。
ADMEや薬物相互作用においてヒト外挿性の極めて高いデータを取得でき、臨床試への移行をサポートします。

高感度バイオアナリシス

LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスを提供。微量な血中濃度測定から、複雑な代謝物の同定、厳密な定量バリデーションまでを一貫対応します。

統合試験体制と特殊モダリティ

薬物動態・肝毒性・安全性の統合評価体制を構築し、核酸医薬等の新モダリティにも対応。肝代謝が課題となる化合物や臨床導出が控える案件でも、定量性と再現性に優れた信頼性の高いデータを提供。

領域別
疾患動物モデル・
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