こちらの記事では、中国の北京に本社を置くバイオテクノロジー企業「Biocytogen」について紹介します。
同社では、抗体医薬品開発における取り組みを拡大するにあたり、2つの事業部を設立しています。そのうちひとつが製薬企業やバイオテック企業、学術機関向けに非臨床研究の支援を提供する受託サービス部門「BioMice」であり、もうひとつがライセンス供与や提携のための新規抗体医薬品の探索と開発に特化した事業部となっています。
医薬品は市場に出る前に、有効性や安全性、作用機序について徹底的に調査する必要があります。同社ではカスタム遺伝子編集サービスや動物・細胞モデルの提供、包括的なin vivo、ex vivo、in vitro薬理試験サービスの提供を行い、創薬の初期段階からIND申請に至るまで効率的に進められるようサポートを行っています。
動物・細胞モデルの提供においても、数多くの既製動物モデルや細胞モデルの提供を行い、迅速な研究を支援しています。
同社では、複数の疾患領域における医薬品開発を推進するためのさまざまな疾患モデルと包括的なサービスを備えたソリューションを提供しています。このことにより、免疫腫瘍学や腫瘍学、自己免疫疾患、炎症性疾患、神経疾患など、多彩な疾患領域における治療法の開発推進を行っています。
中国江蘇省海門市に55,000平方メートルのSPF施設を構えている点に加えて、同社は北京市大興市と米国ボストンにも小規模施設を有しています。こちらの総収容能力は15万ケージ以上と非常に大きな規模となっていますが、海門動物センターは2016年よりAAALACの認証を受けており、さらに北京動物センターは2021年にAAALACの認証を取得しました。また、ボストンのサテライト施設についても同様の基準を遵守しています。
同社では多様な疾患領域における病態モデルの提供が行われています。例えば、強みのひとつであるがん、免疫オンコロジー領域においては、免疫不全マウスにヒト腫瘍細胞株を移植した細胞株由来異種移植モデルや、ヒト化免疫チェックポイントマウスモデルなどさまざまなモデルが提供されています。
そのほか、喘息や肺線維症モデルといった呼吸器系疾患モデル、乾癬やアトピー性皮膚炎といった皮膚関連疾患などに対するモデルの提供も行っています。
公式HPでは事例に関する情報が見つかりませんでした。
Biocytogenは北京本社のほか、中国江蘇省南通市やボストンなどにも拠点を置いている企業です。
| 会社所在地 | 中国北京市大興区大興生物医薬産業基地宝善南大街12号 |
|---|---|
| 電話番号 | +86 (010) 56967680 |
| 公式サイト | https://biocytogen.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
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