Imavita(イマビタ)は、フランスに拠点を置く非臨床試験受託機関(CRO)です。独自のイメージング技術と多彩な疾患モデルを強みとし、創薬研究の加速を強力に支援します。本記事では、Imavitaのサービスの特徴や、提供可能なソリューションについて詳しく解説します。
Imavitaの特徴として、専門的なイメージング技術を駆使した評価系が挙げられます。生体内の変化を非侵襲的に観察できるため、同一個体での経時的なデータ取得が可能となります。これにより、薬剤の効果をより詳細かつ定量的に解析できます。
また、従来の組織切片による解析に加え、生きたままの状態でのバイオイメージングを組み合わせることで、多角的な評価を実現しています。動物福祉(3Rs)に配慮しつつ、科学的なデータを提供できる点が、研究者から評価されています。
顧客の具体的な研究目的やターゲット分子に合わせて、試験系を柔軟にカスタマイズできる点も強みです。既存のモデルをそのまま使用するだけでなく、新規モデルの構築からプロトコル作成まで幅広く対応可能です。
創薬の初期段階から専門家がプロジェクトに伴走し、適切な実験計画を提案します。大手CROでは対応が難しいニッチな疾患や、特殊な実験条件といった細やかな要望にも、迅速かつ柔軟に対応できる体制が整っています。
乾癬、アトピー性皮膚炎、ニキビ(座瘡)、創傷治癒など、多岐にわたる皮膚疾患モデルを提供しています。特に乾癬やアトピー性皮膚炎では、IMQやオキサゾロンを用いた誘導モデルにおいて、目視による炎症スコアだけでなく、OCT(光干渉断層計)などの高度な機器を用いた皮膚厚の定量的な経時測定が可能です。
これにより、薬剤の治療効果をより客観的な数値データとして取得することができます。
関節リウマチや骨粗鬆症、骨折治癒モデルなど、骨代謝および関節炎に関連する豊富な評価系を有しています。マイクロCTやSPECT/CTなどの画像解析技術を駆使し、骨密度(BMD)や骨微細構造の変化を立体的かつ定量的に解析できる点が大きな特徴です。
破壊的な検査を行わずに経時的な変化を追跡できるため、データの信頼性を高めつつ、使用する動物数の削減にも貢献します。
Imavitaは大手製薬企業Ipsen(イプセン)との共同研究を行い、その成果は2023年に毒性学の専門誌『Toxicon』に掲載されました。この事例では、独自の皮膚科モデルを活用し、ボツリヌス毒素製剤(aboBoNT-A)を単回注射した際の皮膚への作用や変化を詳細に比較・検証しています。
このように、医薬品開発のみならず、美容医療分野の製剤評価においても、高度なモデルを用いた科学的アプローチが可能です。
従来の血液サンプリングによる分析と、近赤外蛍光イメージングを組み合わせた独自の「画像強化PK(薬物動態)試験」の事例があります。この手法を用いることで、血中濃度だけでなく、標的となる臓器への薬剤分布を視覚的かつ定量的にモニタリングすることができます。
同一個体での経時的な観察が可能になるため、データの信頼性が向上すると同時に、試験に必要な動物数の削減にも寄与する画期的なアプローチです。
Imavita(イマビタ)は、フランスのトゥールーズ近郊に本社を構える非臨床CROです。製薬企業やバイオテック企業をパートナーとし、欧州を中心に世界中の研究開発現場へサービスを展開しています。
| 会社所在地 | 64 impasse de la Viguerie, ZA La Masquère, F-31750 Escalquens / Toulouse - FRANCE |
|---|---|
| 電話番号 | +33 (0)9 72 60 18 16 |
| 公式サイト | https://imavita.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。
特許技術による新規モデル作製(特に肝疾患・線維化)や未知の病態モデルの作成など、多彩な自社疾患モデルを保有しているのが特徴。
探索から臨床を見据えた、薬効評価プランを個別設計が行えます。
「STAM™マウス」という特許モデルを保有しており、ヒトのMASH/NASHからHCCに類似した経過を示し、病態進展が20週齢時の肝癌を発症させることが可能。
2週間程度で、間質性線維症や尿細管変性、さらに炎症細胞浸潤を含む多重の病態が現れることから、抗線維化薬の初期スクリーニングモデルとして有用です。
現時点で存在しない疾患でも、独自の病態モデル開発が可能。クライアントの創薬ターゲットに合わせて、新しい病態モデルの提案をします。
国際規制に対応したGLP試験体制のもと、発がん性等の長期毒性からFIHに向けた毒性・TK・安全性薬理試験まで一括受託。ICH準拠の確実なデータで、グローバル創薬のコストと手戻りリスクを削減します。
SEG I–III(生殖発生毒性)や2年間の発がん性試験をはじめ、長期間にわたる複雑な毒性評価にも対応可能です。
初回ヒト投与(FIH)をまでを見据えた、毒性・TK(毒性動態)・安全性薬理試験までを一括で設計・受託することができます。
FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性の高いデータを取得し、グローバルな申請を見据えた試験設計を提案します。
PXBマウスを用いたヒト外挿性の高い薬物動態・肝代謝評価と、LC-MS/MSによる高感度バイオアナリシスを提供。動態・肝毒性・安全性の統合評価体制で核酸医薬等の新モダリティにも対応します。
ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。
ADMEや薬物相互作用においてヒト外挿性の極めて高いデータを取得でき、臨床試への移行をサポートします。
LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスを提供。微量な血中濃度測定から、複雑な代謝物の同定、厳密な定量バリデーションまでを一貫対応します。
薬物動態・肝毒性・安全性の統合評価体制を構築し、核酸医薬等の新モダリティにも対応。肝代謝が課題となる化合物や臨床導出が控える案件でも、定量性と再現性に優れた信頼性の高いデータを提供。