製薬候補物質の初期評価に特化した非臨床試験機関として、聴覚・平衡機能領域における高度な試験プラットフォームを保有しているシルケア。自社および提携施設でin vitro~ex vivo~in vivoの非臨床試験を受託し、GLP環境での聴器毒性評価や多面的解析に対応している受託会社です。試験設計からデータ取得、国際申請前のコンサルティングまで一貫して対応しています。
聴覚や耳疾患に関連する医薬品・医療機器の前臨床評価を、GLP準拠環境で実施しています。米国CBSET社との提携により、AAALAC認定施設でげっ歯類から大型動物まで幅広く対応。ABR・DPOAE・組織学的解析など、多角的な手法を用いて聴覚機能を精密に検証しています。FDAガイドラインに準じた評価体系を採用し、国際規制申請にも対応できる高い信頼性のデータをご提供します。
in vitroとin vivoをつなぐ橋渡しとして、シルケアは蝸牛組織片(ex vivo)を活用した評価試験を行っています。内・外有毛細胞やリボンシナプス、神経細胞を解析対象に設定。シスプラチンやゲンタマイシンによる毒性モデルなどを用いて、作用機序を詳細に精査します。用量設計や薬効の最適化に貢献し、動物試験の前段階で有効性・安全性の見通しを高めるスクリーニングツールとして活用可能です。
コルチ器由来のマウス細胞株(HEI-OC1)を用いたin vitro試験モデルを活用し、候補化合物の聴器毒性および保護効果を短期間で評価。細胞生存率、ROS生成、カスパーゼ活性といった多様な指標を測定し、Neuro-Zone社との連携によって再現性を強化しています。N-アセチルシステイン(NAC)の防御効果検証など、薬剤候補の初期スクリーニングや安全性予測に有用なプラットフォームを構築済みです。
ゼブラフィッシュは85%以上の遺伝的相同性をもち、透明な胚を利用して内耳有毛細胞の変化を可視化できます。シルケアでは、シスプラチンなどによる聴器毒性モデルを用い、大規模な化合物スクリーニングや保護作用の評価を効率的に実施しています。
騒音曝露による一時的または永久的な聴力閾値変化を再現するマウスモデルを活用し、酸化ストレス・炎症・神経再生など多面的な薬効を解析。ABR・DPOAE・組織解析を組み合わせ、難聴やシナプス障害の進行メカニズムを明らかにする試験設計が可能です。
抗がん剤シスプラチンを投与したゼブラフィッシュにおいて、神経節有毛細胞の減少を確認。蛍光染色によって内耳細胞の損傷を可視化し、薬剤による耳毒性の発現を定量的に解析しました。聴覚保護薬の効果検証にも応用可能です。

105dBの音響刺激を受けたラットで、リボンシナプスの数が顕著に減少。ABR・DPOAEなどの機能評価と組織解析を組み合わせ、騒音性難聴の発症機序と回復過程を検証しました。薬剤候補の神経保護作用の検討にも用いられています。



| 会社所在地 | Sanofi Biopark, 378 rue du Professeur Blayac, 34080 Montpellier, France |
|---|---|
| 電話番号 | +33 (0)7 81 34 16 31 |
| 公式サイト | https://www.cilcare.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。