Champions Oncologyは、1400以上の患者由来がんモデルを保有している、がんを専門としたCROです。早期の創薬から免疫腫瘍学まで、独自モデルを用いることによって非臨床試験を受託し実施しています。ここでは、同社が提供する非臨床試験の受託サービスにおける特徴や保有する病態モデル、非臨床試験の事例などについてまとめています。
同社では、高い信頼性を持つデータとコスト効率の高いソリューションを迅速に提供するため、早期創薬サービスに特化した2種類の独自統合ワークフローを提供しています。「ChemiSelect」は、ケモタイプを効果的に識別し、優先順位をつけるために開発されたプラットフォームであり、「ADC-Flow」は、クライアントのターゲットに合わせた効率的な抗体薬物複合体(ADC)をスクリーニング及び設計するためのプラットフォームです。
同社が提供しているマウス臨床試験(MCT)は、免疫不全マウスに移植された患者由来がんモデルを用いて、多様な腫瘍タイプに対する有効性の評価や、耐性メカニズムを調査して薬剤の組み合わせを最適化するなどの試験ができます。
また、同社のMCTデザインは、クライアントの研究目的に合わせてカスタマイズできます。そのためモデルの設計から研究設計、最終分析まで、同社の専門家がクライアントと連携し、研究が目的と合致するように取り組んでいきます。
同社は、ヒト免疫標的に特化したヒト化マウス腫瘍モデルの提供で、前臨床免疫腫瘍学研究をサポートしています。このプラットフォームによって、チェックポイント阻害薬、モノクローナル抗体および二重特異性抗体、がんワクチン、サイトカイン療法、併用療法など、ヒト免疫を調節する多彩ながん治療薬の有効性や作用機序などを評価できます。
同社は、主要ながん種にわたる分子および病理学的な多様性を網羅した、1,400以上のPDXモデルを保有しています。これらのモデルは、進行がん患者から採取された生検組織をもとに確立されていて、新しい治療法による前処理が施されています。前処理済みPDXモデルは、標準治療後に進行したがんにおける耐性メカニズムの解明や、新たな標的・治療戦略の探索において、極めて高い臨床的関連性を有しています。
Amgen社は、半減期が長いPSMA標的BiTE分子であるAMG160の評価を目的として、Champions Oncologyが持つ前立腺がんPDXモデルバンクを活用しました。こちらの事例では、免疫システムを再活性化する他の免疫療法と組み合わせて、AMG160の評価を行っています。
Champions Oncologyは、オンコロジー医薬品の開発と患者に合わせた使用を目指すための先進的な技術と製品の提供を行っている企業です。特に患者由来腫瘍モデルを活用し、製薬会社やバイオ企業に対するパーソナルなサービスを提供しています。
| 会社所在地 | One University Plaza,, Suite 307 HACKENSACK, NJ 07601 USA |
|---|---|
| 電話番号 | 201 808-8400 |
| 公式サイト | https://www.championsoncology.com |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。