Cellomatics Biosciencesは、ノッティンガムに拠点を置き、医薬品開発のサポートを行う、前臨床段階の受託研究機関(CRO)です。こちらの記事では、同社が提供する非臨床試験受託サービスの特徴や提供している病態モデル、非臨床試験事例などについて調査しまとめました。
Cellomatics Biosciencesでは、試験化合物の有効性評価に役立つアッセイ(試験法)を開発して、カスタマイズサービスを提供しています。このサービスでは、関連性や再現性、品質、干渉、費用などさまざまな要素を考慮して、クライアントのニーズに合わせてカスタマイズを行い、計画から完了までサポートします。
主にバイオ医薬品やバイオテクノロジー企業向けとして、さまざまなin vitro(試験管内)アッセイを展開しています。薬剤の開発プログラムの各段階で必要となるスクリーニングや評価を提供しています。
クライアントから寄せられる多様な実験ニーズに対応するため、Cellomatics Biosciencesではさまざまな機器を導入しています。同社では、強力な高解像度イメージングプラットフォームである「ImageXpress® Pico 自動細胞イメージング システム」と、ユーザーフレンドリーな操作画面を持つ高性能フローサイトメーター「2020 Attune NxT フローサイトメーター」などを導入しています。このような設備投資をおこない、分子細胞生物学に関するニーズに対応する技術力を強化しています。
ヒトの生理機能、疾患病態生理、薬理学的反応の再現を目的として設計された高度なin vitro実験プラットフォーム「Translational Human Preclinical Models」の開発を行っています。これらのモデルは、ヒト初代細胞、人工多能性幹細胞由来モデル、オルガノイド、および3次元共培養システムを網羅していて、従来のモデルと比較してより高い予測妥当性を提供できます。
Cellomatics Biosciencesが開発した「INNOBEX」は、ヒト血液脳関門(BBB)の複雑な構造と機能を再現するように設計されたモデルです。このモデルを使い、BBB内での薬品化合物とそれらの相互作用を詳細に解析できます。また同社では、ヒト初代ケラチノサイト(角化細胞)と新鮮に分離された免疫細胞を用いて、乾癬の特徴を忠実に再現したモデルも提供しています。
公式HPでは事例に関する情報が見つかりませんでした。
Cellomatics Biosciencesは、2015年に設立されました。腫瘍学や免疫腫瘍学、免疫学・炎症などの治療領域に特化した、前臨床のin vitroバイオアッセイサービスを提供しています。薬剤の効果や安全性の評価を行い、研究開発の意思決定を支援しています。
| 会社所在地 | 10 Colwick Quays Business Park Road No2, Colwick v Nottingham、Nottinghamshire、NG4 2JY、GB |
|---|---|
| 電話番号 | +44 (0)115 865 4101 |
| 公式サイト | https://cellomaticsbio.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。