Melior Discoveryは、2005年から製薬業界にサービスを提供している非臨床試験の受託会社(CRO)です。in vivo(生体内)薬理試験サービスを提供しています。
ここでは、Melior Discoveryの非臨床試験の特徴や病態モデル一例、事例などを詳しく紹介します。
化合物の新しい治療の可能性を体系的に特定するための、同社のスクリーニングプラットフォーム「theraTRACE」および「opioidTRACE」を有しています。これらのプラットフォームを活用することで、医薬品の再利用(ドラッグ・リポジショニング)や新たな適応症の発見に向けたスクリーニングを、迅速かつ費用対効果高く実施することができます。
同社は、ラットやマウスを用いた150種類以上のバリデーション済みの動物モデルを保有しており、14の治療領域を広くカバーしています。既存モデルの改変や文献に基づいたモデルの再現、カスタマイズオプションも提供しています。
クライアントの医薬品開発プログラムに合わせた試験や早期のデータ取得が可能です。
Melior Discoveryでは、様々な治療領域に対応したin vivo疾患モデルを取り揃えています。その一例として、代謝疾患(Metabolic)の動物モデルを保有しています。これにより、クライアントの開発目的に応じた適切な新薬候補化合物の有効性評価や、ニーズに合わせたカスタマイズ試験を実施することが可能です。
同社は、神経疾患(Neurology)や疼痛(Pain)、老化(Aging)、炎症および関節炎(Inflammation & Arthritis)などに関する疾患モデルも多数保有しています。これら多岐にわたる病態モデルを活用して化合物のスクリーニングを行うことで、前臨床段階の医薬品開発プログラムを加速させるためのデータを提供します。
がん治療薬開発を行うModifi Bio社に対し、Melior Discoveryは脳への腫瘍細胞の頭蓋内移植(同所移植)および皮下移植を用いた高度な技術を要するin vivo薬効試験を実施。自社開発薬と対照薬の比較試験を通じて、生存曲線や発光イメージングを含むデータを1週間未満で提供しました。この視覚的で説得力のある結果により投資家の信頼を獲得し、同社の資金調達と研究開発を大きく前進させました。
Replay Bio社のHSVベクター遺伝子治療向けに特注のin vivoモデルを開発し、経時的なベクター発現を評価しました。30日間の試験において、開始7日目のデータを迅速に提供するなどの対応を行い、ベクター設計の早期改善を実現。結果として、長期耐久性を示す重要データが数日で納品され、投資家からの評価獲得や開発の加速に大きく貢献しました。
Melior Discoveryは米国ペンシルベニア州に拠点を置く非臨床試験受託機関です。これまでに数千件の試験を完了し、数百の化合物を評価した実績を持っています。
| 会社所在地 | 860 Springdale Drive Suite 500 Exton, PA 19341 |
|---|---|
| 電話番号 | (610) 280-0633 |
| 公式サイト | https://www.meliordiscovery.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。