中国・上海に拠点を置くPharmaLegacyは、非臨床薬理学に特化している受託研究機関(CRO)です。こちらの記事では、同社が提供する非臨床試験に関する特徴や保有している病態モデル、事例などについて調査してまとめました。
同社はこれまでにFDAおよびCFDA(中国)へのIND申請において、数多くのクライアントを支援してきた経験を持っています。さらに、同社の動物飼育施設はAAALAC(国際動物ケア評価認証協会)の認証を受けており、げっ歯類やウサギ、そのほかの小動物に加えてNHP(非ヒト霊長類)まで、幅広い種を飼育。GLPおよびQA(品質保証)のベストプラクティスに基づいた業務運営を行っています。
NHP(非ヒト霊長類)による試験に強みを持っているPharmaLegacyは、380,000平方フィートの施設には、120,000平方フィートのSPFと従来の飼育室を備えており、施設内では350頭のNHPを収容可能です。また、30,000匹のげっ歯類および大型の動物を飼育できる施設となっています。
同社では、PK/PD研究においては「動物モデルの適切な取り扱いと投与」「動物の適切かつ倫理的な取り扱いと投与」「さまざまなモデルにおける正確な有効性判定」など、7つの柱があると考えています。同社の多彩なモデルはこれらの柱を中心として構築されており、顧客のPK/PD試験が優れた妥当性を持つ結果をもたらすように取り組んでいきます。
1,500以上の検証済み動物モデルを保有しており、がんや骨、自己免疫、炎症などの分野において、幅広く適応症をカバーしています。例えば、さまざまな急性腎疾患の前臨床モデルを提供。治療が病態にどのような影響を及ぼすのかついて深く理解することができます。そのほか、心筋梗塞、心筋虚血再灌流、圧負荷肥大などの心不全モデルについて、人間の病態を忠実に再現するように精密に作成したモデルも用意しています。
PharmaLegacyのNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)モデルは、顧客が研究対象とするNASHの病態に応じて、包括的な選択肢を提供することが可能です。例えば、同社では雄のウィスターラットを用いてNASHモデルを確立するための研究が行われています。こちらの研究では、対象に8週間MCD食を与えたところ、NASHを誘発。その後動物は8週間の研究期間を通じ、溶媒または対照薬にて治療されています。
中国に拠点を置くPharmaLegacyは、多くのモデルや豊富な経験、深い専門性を有する受託研究機関(CRO)です。平均15年以上の薬理学経験を有する科学スタッフが在籍している点も特徴。さまざまな疾患において、より良い薬理学データを取得することができます。
| 会社所在地 | East T3-2, 121 Longgui Road, Jinqiao Free Trade Zone, Shanghai, China 201201 |
|---|---|
| 電話番号 | +86-21-6176-5100*8051 |
| 公式サイト | https://www.pharmalegacy.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。