ChemPartnerは、創薬初期から非臨床開発まで幅広く支援を行っているCROです。MPK、毒性、安全性薬理の受託試験を主力としている同社の特徴や保有している病態モデル、事例等を調査してまとめています。
中国本社に加え、米国サンフランシスコに拠点を置くChemPartnerは、化学、生物学、薬理学、DMPK(薬物動態、代謝)、および探索的毒性学やバイオロジクスの発見に強みを持つグローバルなCRO(受託研究機関)です。
CROとしてのサービス提供とともに、医薬品企業やバイオテクノロジー企業のパートナーとして、プロジェクトの進行を支援する役割も担っています。同社には1500人を超える経験豊富な科学者や、欧米で教育を受けた製薬業界のリーダーなどが在籍し、研究開発サービスを提供しています。
ChemPartnerのDMPK部門は、2007年の設立以来8万件超のADMEプロファイリングと5万件以上の探索的毒物学研究が行われていて、世界中のパートナーにおける創薬および開発プログラムを支援しています。また、同社は薬物動態学のクライアントに対するサービスの提供も行っています。
同社では、DMPK/毒性データを統合し、US FDAおよびNMPAの規制要件に適合したIND申請パッケージを提供しています。これまでに対応してきた数百件のFDA申請支援の実績に基づいて、規制当局から求められる厳格な基準(GLP/GCLP準拠のADMETパッケージ)を満たした報告書を作成することで、クライアントを強力にサポートしています。
同社は、免疫・炎症領域においてさまざまなin vivo疾患モデルを提供しています。例えば、関節リウマチの薬効評価に用いられるラットのアジュバント誘発関節炎(AIA)モデルがあります。このモデルでは、メスのルイスラット(体重180〜200g)を用い、CFAにより関節炎を誘発させ、ヒトの関節リウマチに対する薬効評価を行っています。そのほか、BALB/cマウスにより炎症と免疫応答の評価に用いるCon A誘発性全身炎症モデルも提供しています。
同社の抗体薬物複合体(ADC)であるトラスツズマブDM1(T-DM1;カドサイラ®のバイオシミラー)を合成し、異種移植モデルを用いたin vitro有効性試験が行われた事例です。この事例では、試験用のADC製剤が試験用量において良好な耐容性を示したことが報告されています。
上海本社に加え、サンフランシスコに拠点を置くChemPartnerは、創薬初期から非臨床開発まで幅広く支援を行っています。豊富な実績に基づいた、IND申請パッケージ作成の支援を行っている点も特徴のひとつです。
| 会社所在地 | 1F & 3F, Block A, 2829 JinKe Road Zhangjiang Hi-Tech Park Pudong Shanghai、201203、CN |
|---|---|
| 電話番号 | +86 21 5132 0088 |
| 公式サイト | https://chempartner.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。