Altasciencesは、創薬から非臨床・臨床開発まで幅広く対応する北米のCRO/CDMOです。米国・カナダに研究施設を展開し、薬理、PK/PD、毒性、安全性薬理、バイオアナリシスなどの非臨床試験を受託しています。
Altasciencesでは、小分子・大分子医薬品の両方を対象とした非臨床評価に対応しています。リード化合物の最適化から、用量設定、PK/PD、薬理、安全性薬理、毒性試験まで、開発段階に応じて試験を組み合わせることが可能です。マウス、ラット、モルモット、ウサギ、ブタ、ミニブタ、イヌ、非ヒト霊長類など多様な動物種に対応。経口、静脈内、注入、眼、皮膚、インプラントなど複数の投与経路にも対応し、候補化合物の特性に合わせた試験設計を行っています。
IND申請などを見据えたGLP安全性評価を実施できる点も特徴です。単回・急性毒性、用量範囲設定、反復投与、慢性毒性、がん原性試験などに加え、CNS、心血管、呼吸器を対象とした安全性薬理にも対応。げっ歯類と非げっ歯類の双方を用いた評価が可能です。早期の毒性評価からpivotal toxicologyまで、開発段階に応じたプログラムを構築できます。公式サイトでは、毒性試験をGLPに準拠して実施し、北米、欧州、日本などの規制当局を対象とした申請を支援できるとしています。
非臨床試験に必要な周辺業務を社内で連携できることもAltasciencesの強みです。バイオアナリシス、PK/TKデータ解析、免疫組織化学、臨床病理、解剖病理などを組み合わせ、試験結果を多角的に評価できます。また、非臨床試験データを規制申請用に整理するSENDにも対応。科学・規制面のアドバイス、プロトコル作成、プロジェクト管理、報告書作成なども提供しており、候補化合物の選定からfirst-in-human試験に向けた非臨床開発まで一貫して支援できます。
Altasciencesでは、CNS、免疫、炎症、代謝など複数の治療領域で非臨床薬理・安全性評価を実施しています。特にCNS領域では、霊長類を含む各種モデルを利用した研究にも対応。候補化合物の薬理作用を確認しながら、PK/PDや安全性評価へつなげられる体制を整えています。
Altasciencesは、低分子GLP-1受容体作動薬を用いたIND申請前のイヌ試験の事例を公開しています。薬理作用による摂食抑制や体重減少が毒性評価の解釈を難しくする点に着目し、薬理作用と安全性上の所見を区別できる試験設計を採用。毒性評価と薬物動態データを組み合わせ、IND申請に必要な非臨床データの取得を支援しました。
| 会社所在地 | 575 Armand-Frappier Blvd., Laval, QC H7V 4B3, Canada |
|---|---|
| 電話番号 | +1 450-973-6077 |
| 公式サイト | https://www.altasciences.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。
特許技術による新規モデル作製(特に肝疾患・線維化)や未知の病態モデルの作成など、多彩な自社疾患モデルを保有しているのが特徴。
探索から臨床を見据えた、薬効評価プランを個別設計が行えます。
「STAM™マウス」という特許モデルを保有しており、ヒトのMASH/NASHからHCCに類似した経過を示し、病態進展が20週齢時の肝癌を発症させることが可能。
2週間程度で、間質性線維症や尿細管変性、さらに炎症細胞浸潤を含む多重の病態が現れることから、抗線維化薬の初期スクリーニングモデルとして有用です。
現時点で存在しない疾患でも、独自の病態モデル開発が可能。クライアントの創薬ターゲットに合わせて、新しい病態モデルの提案をします。
国際規制に対応したGLP試験体制のもと、発がん性等の長期毒性からFIHに向けた毒性・TK・安全性薬理試験まで一括受託。ICH準拠の確実なデータで、グローバル創薬のコストと手戻りリスクを削減します。
SEG I–III(生殖発生毒性)や2年間の発がん性試験をはじめ、長期間にわたる複雑な毒性評価にも対応可能です。
初回ヒト投与(FIH)をまでを見据えた、毒性・TK(毒性動態)・安全性薬理試験までを一括で設計・受託することができます。
FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性の高いデータを取得し、グローバルな申請を見据えた試験設計を提案します。
PXBマウスを用いたヒト外挿性の高い薬物動態・肝代謝評価と、LC-MS/MSによる高感度バイオアナリシスを提供。動態・肝毒性・安全性の統合評価体制で核酸医薬等の新モダリティにも対応します。
ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。
ADMEや薬物相互作用においてヒト外挿性の極めて高いデータを取得でき、臨床試への移行をサポートします。
LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスを提供。微量な血中濃度測定から、複雑な代謝物の同定、厳密な定量バリデーションまでを一貫対応します。
薬物動態・肝毒性・安全性の統合評価体制を構築し、核酸医薬等の新モダリティにも対応。肝代謝が課題となる化合物や臨床導出が控える案件でも、定量性と再現性に優れた信頼性の高いデータを提供。