XenTechは、がん領域に特化したフランスの非臨床CROです。特に患者由来腫瘍組織を用いたPDXモデルに強みを持ち、in vivo薬効評価、PK/PD、バイオマーカー探索などを自社施設で受託しています。
XenTechは、患者由来腫瘍組織を免疫不全マウスに移植したPDXモデルを中核とする創薬プラットフォームを構築しています。乳がん、大腸がん、肺がんなどの固形がんを中心に、多様な腫瘍モデルを用いた薬効評価に対応。標準治療薬への反応性や分子特性などを考慮してモデルを選択できるため、候補化合物の作用をより臨床に近い環境で検討できます。1989年からPDX研究に携わってきたInstitut Curieとの研究基盤を背景に、2,500件以上のin vivo試験実績を有しています。
in vivo薬効試験と複数の解析技術を組み合わせられる点も特徴です。薬効評価では、血液分析、IHC、分子プロファイリングなどを追加でき、PK/PDのための血液・組織サンプリングにも対応しています。また、PDXの薬剤反応と遺伝子変異、コピー数、遺伝子・タンパク質発現などの分子情報を照合し、治療反応性や耐性に関連するバイオマーカーを探索できます。候補化合物の薬効確認から作用する患者集団の検討まで、トランスレーショナルな研究を支援します。
XenTechでは、研究目的に合わせてPDXモデルや試験デザインを組み立てることが可能です。転移を再現するモデル、化学療法後に残存する腫瘍細胞を評価するモデル、特定の治療に対する獲得耐性を持つPDXなどを用意。さらに、同所移植モデルやbioluminescent PDX、syngeneicモデル、humanized modelにも対応しています。施設はISO 9001認証を取得したvivariumで、研究目的に応じたカスタム試験も受託しています。なお、公式サイトではGLP認定施設であることは確認できないため、GLP試験が必要な場合は事前の確認が必要です。
XenTechでは、治療抵抗性を持つがん患者由来のPDXモデルを収載したMATCH-Rコレクションを展開しています。治療によって一度反応した後に再増悪した患者の腫瘍から作製されたモデルで、獲得耐性のメカニズム解析や新たな治療法の探索に利用できます。乳がんではトリプルネガティブなど複数のサブタイプをカバーしています。
XenTechは、21種類の大腸がんPDXモデルを用いたpreclinical phase II-like試験の研究成果を公開しています。複数の標準治療薬を単剤または併用で評価し、腫瘍モデルごとの薬剤反応性を比較。患者集団にみられる腫瘍の生物学的多様性をPDXパネルで再現することで、候補薬の有効性や適切なモデル選択を検討する研究に活用しています。
| 会社所在地 | 1-7 Imp. Alexis Trinquet, 91000 Évry-Courcouronnes, France |
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| 電話番号 | +33 (0)1-608-789-80 |
| 公式サイト | http://www.xentech.eu/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。