Porsoltは、フランスを拠点とするグローバルCROです。創薬初期のスクリーニングから薬効薬理、安全性評価、薬物動態、規制申請に向けた支援まで、非臨床開発を幅広く受託しています。代理店ではなく、自社の研究施設と専門スタッフによって試験を実施しています。
Porsoltでは、中枢神経系、循環器、炎症、腫瘍、疼痛、呼吸器、肝疾患、代謝性疾患、皮膚疾患など幅広い領域の非臨床研究に対応しています。in vitro、ex vivo、in ovo、in vivoの各種評価系を保有し、複数の動物種を用いた薬効薬理試験を実施。創薬初期のスクリーニングから、候補化合物の有効性評価まで、研究目的に応じた試験系を検討できます。
安全性評価では、GLPに対応した薬理試験や毒性試験を実施しています。ICH S7に基づくコアバッテリーとして、心血管系・中枢神経系・呼吸器系への影響を評価する試験に対応。hERGチャネル試験、血圧・心拍数・心電図測定、呼吸機能評価など、in vitroからin vivoまで幅広い評価が可能です。Porsoltは2000年にGLP適合性の監査を受けて以降、継続してGLP適合状態を維持しています。
薬効評価だけでなく、薬物動態試験、製剤分析、バイオアナリシス、毒性評価なども提供しています。薬物動態ではマウス、ラット、イヌ、ミニブタなど複数の動物種に対応し、血液や血漿、脳脊髄液、各種組織のサンプル採取も可能です。また、非臨床開発の各段階で規制申請に向けた科学的サポートも行っています。
Porsoltでは、疾患領域ごとにさまざまなin vivo・in vitroモデルを整備しています。例えば腫瘍領域では、乳がん、肺がん、大腸がん、膠芽腫などを対象とした同所性・皮下移植モデルを用いた薬効評価に対応。疾患や評価目的に応じてモデルを選択できます。
Porsolt公式サイトでは、非臨床研究に関する論文や研究成果を公開しています。例えば、ラットにおける薬物離脱をテレメトリーで継続的に評価した研究では、体温、運動量、心拍数、平均動脈圧などを経時的に測定しています。一方、個別の製薬企業から受託した試験について、試験内容や結果をまとめた事例紹介は公式サイト上で限定的です。
| 会社所在地 | Z.A. de Glatigné, 53940 Le Genest-Saint-Isle, France |
|---|---|
| 電話番号 | +33 2 43 69 36 07 |
| 公式サイト | https://www.porsolt.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。