Preclinaは、自己免疫・炎症疾患を中心とした創薬研究に強みを持つ韓国の非臨床CROです。患者由来細胞や疾患モデルを用いた薬効評価から、病理解析、PK/ADME、毒性評価まで自社で受託しています。
Preclinaは、自己免疫疾患や炎症性疾患の薬効評価を得意とするCROです。関節炎、線維症、炎症性皮膚疾患、炎症性腸疾患、神経疾患、膠原病などを対象に、疾患の特徴を再現した動物モデルを用いた評価を行っています。特定の疾患領域に絞って研究経験を蓄積しているため、候補物質の薬効や作用機序を検討する際に、目的に応じた評価系を組みやすい点が特徴です。
細胞を用いた評価では、自己免疫疾患患者由来のprimary cellを利用したCell-based Assayに対応しています。さらに、PBMCやCD34+造血幹細胞を利用したHumanized Mouse Platformも展開。PreHu™-PやPreHu™-Hなどのモデルを用いて、抗体医薬、ADC、CAR-T/NK、二重特異性抗体など、次世代の免疫系治療薬に対する評価環境を提供しています。
薬効試験だけでなく、Histopathology、DMPK & ADME、Toxicologyといった周辺評価も受託しています。病理分野では標準的な組織学的解析に加え、疾患に合わせたカスタム解析や病理コンサルティングにも対応。PK/PD解析と薬効試験を組み合わせた評価も行っており、候補化合物のスクリーニングからLead Optimization、Confirmative Trialまで一連の研究を進められる体制を整えています。なお、公式サイト上ではGLP適合施設であることを明示する情報は確認できないため、GLP試験が必要な場合は事前確認が必要です。
Preclinaでは、自己免疫・炎症疾患を中心にさまざまな病態モデルを開発しています。例えば肺線維症では、Bleomycin-induced Lung Fibrosis(BILF)モデルやHumanized BILFモデルを展開。Micro-CTによる肺の状態の定量的な評価にも対応し、抗線維化薬候補の薬効評価に活用できます。
Preclinaは肺線維症領域で、Mouse・Ratの疾患モデルを用いた薬効評価を実施しています。公式サイトでは、スクリーニングからLead Optimization、Confirmative Trialまでを組み合わせた研究例を紹介。Micro-CTを利用して肺全体の状態や肺浸潤の割合、体積変化などを定量的に評価し、候補化合物の作用を多角的に検討できる点が特徴です。また、Humanized BILFモデルも開発・提供しています。
| 会社所在地 | 719 & 1302, Teratower B, 167, Songpa-daero, Songpa-gu, Seoul 05855, 韓国 |
|---|---|
| 電話番号 | +82-1566-0536 |
| 公式サイト | https://www.preclina.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。