QPSは、薬理、DMPK、毒性、バイオアナリシスまで幅広く対応するグローバルCROです。1995年の創業以来、創薬研究から臨床開発までサービスを拡大しており、非臨床試験は自社の研究施設で受託しています。
QPSでは、疾患モデルを用いた薬効薬理試験をはじめ、創薬初期から開発段階まで幅広い評価に対応しています。特に中枢神経系を含む複数の治療領域で、社内で開発・検証した疾患モデルを活用。低分子化合物や生物学的製剤について、候補物質の作用を評価するための試験系を設計しています。DMPKや毒性部門と連携し、一つの研究プログラムとして非臨床評価を組み立てられる点も特徴です。
QPSはGLP/GCPに対応したCROとして、規制申請を見据えた非臨床試験を実施しています。DMPKではADME評価、放射性標識化合物を用いた試験、QWBA、MARG、血漿タンパク結合、DDI評価などに対応。毒性分野では複数の動物種を用いた標準的な毒性試験に加え、病理組織学的評価や毒性病理コンサルティングも提供しています。
QPSは米国、欧州、アジアなどに研究・臨床拠点を展開しており、国際的な規制申請を想定した非臨床開発にも対応しています。バイオアナリシスでは、FDA、OECD、NMPA、PMDAなどのGLP関連規制・ガイダンスを考慮した試験を実施。さらに、規制当局からの照会への対応を支援した実績もあります。単一の試験だけでなく、薬理、DMPK、毒性、バイオアナリシスを組み合わせた開発計画を構築できる点が強みです。
QPS Pharmacologyでは、中枢神経系を含むさまざまな疾患領域の検証済みモデルを保有しています。モデルを用いた薬効評価だけでなく、候補化合物の開発段階や作用機序に合わせて試験デザインを構築。DMPKや毒性評価と組み合わせた総合的な非臨床研究にも対応しています。
QPSでは、オピオイド使用障害治療薬について、IND申請に必要な一連の非臨床試験を実施した事例を公開しています。薬物動態・パイロット試験を経て毒性試験を設計し、げっ歯類・非げっ歯類を用いたGLP毒性試験を実施。最大10か月に及ぶ4件のGLP毒性試験を完了し、臨床第I相試験への申請を支援しました。
| 会社所在地 | Delaware Technology Park, 3 Innovation Way, Newark, DE 19711, USA |
|---|---|
| 電話番号 | +1 302 369 5601 |
| 公式サイト | https://www.qps.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。
特許技術による新規モデル作製(特に肝疾患・線維化)や未知の病態モデルの作成など、多彩な自社疾患モデルを保有しているのが特徴。
探索から臨床を見据えた、薬効評価プランを個別設計が行えます。
「STAM™マウス」という特許モデルを保有しており、ヒトのMASH/NASHからHCCに類似した経過を示し、病態進展が20週齢時の肝癌を発症させることが可能。
2週間程度で、間質性線維症や尿細管変性、さらに炎症細胞浸潤を含む多重の病態が現れることから、抗線維化薬の初期スクリーニングモデルとして有用です。
現時点で存在しない疾患でも、独自の病態モデル開発が可能。クライアントの創薬ターゲットに合わせて、新しい病態モデルの提案をします。
国際規制に対応したGLP試験体制のもと、発がん性等の長期毒性からFIHに向けた毒性・TK・安全性薬理試験まで一括受託。ICH準拠の確実なデータで、グローバル創薬のコストと手戻りリスクを削減します。
SEG I–III(生殖発生毒性)や2年間の発がん性試験をはじめ、長期間にわたる複雑な毒性評価にも対応可能です。
初回ヒト投与(FIH)をまでを見据えた、毒性・TK(毒性動態)・安全性薬理試験までを一括で設計・受託することができます。
FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性の高いデータを取得し、グローバルな申請を見据えた試験設計を提案します。
PXBマウスを用いたヒト外挿性の高い薬物動態・肝代謝評価と、LC-MS/MSによる高感度バイオアナリシスを提供。動態・肝毒性・安全性の統合評価体制で核酸医薬等の新モダリティにも対応します。
ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。
ADMEや薬物相互作用においてヒト外挿性の極めて高いデータを取得でき、臨床試への移行をサポートします。
LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスを提供。微量な血中濃度測定から、複雑な代謝物の同定、厳密な定量バリデーションまでを一貫対応します。
薬物動態・肝毒性・安全性の統合評価体制を構築し、核酸医薬等の新モダリティにも対応。肝代謝が課題となる化合物や臨床導出が控える案件でも、定量性と再現性に優れた信頼性の高いデータを提供。