Reprocell(Biopta)は、新鮮なヒト組織を用いた非臨床評価に強みを持つグローバルCROです。薬効、安全性、ADMEなどの受託試験に加え、患者由来組織を用いたex vivo評価にも対応しています。
Reprocell(Biopta)の大きな特徴は、患者由来を含む新鮮なヒト組織を利用した試験系です。IBD、皮膚疾患、呼吸器、循環器など幅広い組織を対象に、薬効や安全性をex vivoで評価できます。動物モデルだけでは把握しにくいヒトでの反応を創薬の早い段階から確認できるため、候補化合物のGo/No-Go判断や臨床試験への移行判断に活用できます。2002年以降、1,000以上の新薬候補の評価に携わった実績もあります。
同社は、ヒト新鮮組織を用いた試験でGLP認定を受けたCROです。安全性薬理ではICH S7Aに基づく評価にも対応し、必要に応じてGLP試験として実施できます。また、動物種間の比較試験にも対応しており、動物で得られたデータがヒトでどこまで再現されるかを検討することも可能です。ヒト組織を扱うため、倫理審査やインフォームドコンセントを含む組織調達体制を整備しています。
ADME/DMPKでは、Ussing chamberを用いたヒト消化管組織の透過性・代謝評価などに対応しています。通常の細胞株や動物組織では再現しにくい、ヒト組織本来の酵素やトランスポーターを維持した状態で評価できる点が特徴です。さらに、患者由来組織を使った薬効評価やiPSC由来モデル、3D組織モデルにも対応。規制当局への申請を見据えたGLP試験にも対応しています。
Reprocell(Biopta)では、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)を対象としたヒト組織モデルを提供しています。患者由来の腸管組織を用いて、候補化合物による炎症反応や腸管透過性への影響を評価できます。ほかにも乾癬、アトピー性皮膚炎、COPD、喘息などの疾患を対象としたヒト組織アッセイがあります。
Reprocell(Biopta)では、選択的nNOS阻害薬の血管安全性をヒト新鮮皮下抵抗血管で検討した事例があります。動物モデルでは予測が難しいヒト特有の血管収縮リスクや副作用の有無をヒト組織で直接検証。臨床試験へ進む前の非臨床段階において、心血管系の安全性リスクを低減する手法として活用されています。
| 会社所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜3-8-11 メットライフ新横浜ビル 9F |
|---|---|
| 電話番号 | +81 (45)-475-3887 |
| 公式サイト | https://www.reprocell.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。
特許技術による新規モデル作製(特に肝疾患・線維化)や未知の病態モデルの作成など、多彩な自社疾患モデルを保有しているのが特徴。
探索から臨床を見据えた、薬効評価プランを個別設計が行えます。
「STAM™マウス」という特許モデルを保有しており、ヒトのMASH/NASHからHCCに類似した経過を示し、病態進展が20週齢時の肝癌を発症させることが可能。
2週間程度で、間質性線維症や尿細管変性、さらに炎症細胞浸潤を含む多重の病態が現れることから、抗線維化薬の初期スクリーニングモデルとして有用です。
現時点で存在しない疾患でも、独自の病態モデル開発が可能。クライアントの創薬ターゲットに合わせて、新しい病態モデルの提案をします。
国際規制に対応したGLP試験体制のもと、発がん性等の長期毒性からFIHに向けた毒性・TK・安全性薬理試験まで一括受託。ICH準拠の確実なデータで、グローバル創薬のコストと手戻りリスクを削減します。
SEG I–III(生殖発生毒性)や2年間の発がん性試験をはじめ、長期間にわたる複雑な毒性評価にも対応可能です。
初回ヒト投与(FIH)をまでを見据えた、毒性・TK(毒性動態)・安全性薬理試験までを一括で設計・受託することができます。
FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性の高いデータを取得し、グローバルな申請を見据えた試験設計を提案します。
PXBマウスを用いたヒト外挿性の高い薬物動態・肝代謝評価と、LC-MS/MSによる高感度バイオアナリシスを提供。動態・肝毒性・安全性の統合評価体制で核酸医薬等の新モダリティにも対応します。
ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。
ADMEや薬物相互作用においてヒト外挿性の極めて高いデータを取得でき、臨床試への移行をサポートします。
LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスを提供。微量な血中濃度測定から、複雑な代謝物の同定、厳密な定量バリデーションまでを一貫対応します。
薬物動態・肝毒性・安全性の統合評価体制を構築し、核酸医薬等の新モダリティにも対応。肝代謝が課題となる化合物や臨床導出が控える案件でも、定量性と再現性に優れた信頼性の高いデータを提供。