Reaction Biologyは、創薬研究から非臨床開発まで幅広く対応する米国発のグローバルCROです。キナーゼをはじめとする生化学的アッセイ、細胞試験、薬理、毒性、バイオアッセイなどを自社施設で受託しています。
Reaction Biologyは、キナーゼ創薬に強みを持つCROです。ヒトキノームを対象とした広範なパネルを用いて、候補化合物の活性や選択性を評価できます。単一ターゲットのIC50測定から複数キナーゼを対象としたプロファイリング、ライブラリースクリーニングまで対応。HotSpot™や³³PanQinase™などの放射性アッセイを利用し、キナーゼの触媒活性を直接測定しています。
GLPに対応した非臨床毒性評価にも対応しており、ドイツ・ハイデルベルクの施設ではGLP toxicologyやOECDガイドラインに基づく試験を実施しています。また、同施設ではGMP potency assayやfunctional bioassayも提供。GLP/GMP Certificateを取得した施設で、バイオ医薬品の有効性・安全性評価や品質管理を支援しています。
生化学的アッセイだけでなく、細胞ベースアッセイ、in vivo薬理、PK/PD、安全性薬理などを組み合わせた非臨床評価が可能です。米国とドイツに複数の研究拠点を持ち、IND申請につながった研究実績も蓄積しています。GLP/GMP対応サービスに加え、IND/CTAを見据えた分析サポートも提供しており、候補化合物の選定から開発段階への移行まで支援できる点が特徴です。
Reaction Biologyでは、がん領域を中心としたin vivo薬効評価モデルを保有しています。Hershey施設では、xenograft、syngeneic、orthotopicなどの腫瘍モデルに対応。Freiburg施設でもin vivo efficacyやimmuno-oncologyモデルを用いた評価を行っています。
Reaction Biologyでは、3D ProLiFiler™ Spheroid Cancer Cell Panelを用いてMEK阻害剤を評価した事例を公開しています。2D培養と3Dスフェロイドで薬剤の作用を比較したところ、3D環境では臨床で使用されるMEK阻害剤の活性が高く示されました。細胞の立体的な環境を考慮した候補化合物評価の一例です。
| 会社所在地 | 1 Great Valley Parkway, Suite 2 Malvern, 19355, PA, 米国 |
|---|---|
| 電話番号 | +1 610-722-0247 |
| 公式サイト | https://www.reactionbiology.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。
特許技術による新規モデル作製(特に肝疾患・線維化)や未知の病態モデルの作成など、多彩な自社疾患モデルを保有しているのが特徴。
探索から臨床を見据えた、薬効評価プランを個別設計が行えます。
「STAM™マウス」という特許モデルを保有しており、ヒトのMASH/NASHからHCCに類似した経過を示し、病態進展が20週齢時の肝癌を発症させることが可能。
2週間程度で、間質性線維症や尿細管変性、さらに炎症細胞浸潤を含む多重の病態が現れることから、抗線維化薬の初期スクリーニングモデルとして有用です。
現時点で存在しない疾患でも、独自の病態モデル開発が可能。クライアントの創薬ターゲットに合わせて、新しい病態モデルの提案をします。
国際規制に対応したGLP試験体制のもと、発がん性等の長期毒性からFIHに向けた毒性・TK・安全性薬理試験まで一括受託。ICH準拠の確実なデータで、グローバル創薬のコストと手戻りリスクを削減します。
SEG I–III(生殖発生毒性)や2年間の発がん性試験をはじめ、長期間にわたる複雑な毒性評価にも対応可能です。
初回ヒト投与(FIH)をまでを見据えた、毒性・TK(毒性動態)・安全性薬理試験までを一括で設計・受託することができます。
FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性の高いデータを取得し、グローバルな申請を見据えた試験設計を提案します。
PXBマウスを用いたヒト外挿性の高い薬物動態・肝代謝評価と、LC-MS/MSによる高感度バイオアナリシスを提供。動態・肝毒性・安全性の統合評価体制で核酸医薬等の新モダリティにも対応します。
ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。
ADMEや薬物相互作用においてヒト外挿性の極めて高いデータを取得でき、臨床試への移行をサポートします。
LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスを提供。微量な血中濃度測定から、複雑な代謝物の同定、厳密な定量バリデーションまでを一貫対応します。
薬物動態・肝毒性・安全性の統合評価体制を構築し、核酸医薬等の新モダリティにも対応。肝代謝が課題となる化合物や臨床導出が控える案件でも、定量性と再現性に優れた信頼性の高いデータを提供。