Syngene Internationalは、創薬研究から非臨床・臨床開発、製造まで幅広く対応するインドのCRDMOです。薬理、DMPK、安全性評価、毒性試験などを自社施設で受託しており、候補化合物の探索からIND申請に向けた非臨床開発まで支援しています。
Syngeneでは、薬理、薬物動態、安全性評価を組み合わせた非臨床開発に対応しています。創薬初期にはpharmacology、PK、探索毒性などを実施し、その後のIND-enabling studiesではGLP毒性試験、安全性薬理、遺伝毒性などへ進められます。候補化合物の有効性だけでなく、全身曝露や安全性を段階的に評価しながら、臨床試験に向けたデータパッケージを構築できる点が特徴です。
GLPに対応した非臨床毒性試験では、げっ歯類・非げっ歯類を用いた反復投与毒性試験をはじめ、Ames試験、in vivo micronucleus test、chromosome aberrationなどの遺伝毒性評価に対応しています。安全性薬理では、hERG、CNS、呼吸器、心血管系の評価も実施。2026年の年次報告では、インド政府のNational GLP Compliance Monitoring AuthorityによるGLP施設の再認証も確認されています※。
※参照元:Syngene International公式サイト(https://annualreport.syngeneintl.com/quality-management.html)
DMPKでは、薬物の吸収・分布・代謝・排泄を多角的に評価し、候補化合物の曝露量やバイオアベイラビリティを検討できます。さらに、FDAへの申請を見据えたSENDサービスも提供。自社で実施したin vivo試験だけでなく、他のCROが実施した非臨床毒性試験のデータをSEND形式へ変換することも可能です。2018年以降、200万以上のデータポイントをSEND形式に変換した実績があり、非臨床データの規制申請に向けた整備まで支援しています。
Syngeneでは、がん、炎症、代謝、神経など幅広い疾患領域のin vivo薬理モデルを用いた評価に対応しています。Safety Assessmentと薬理、DMPKなどの専門チームを組み合わせ、候補化合物の薬効と安全性を総合的に検討できます。研究目的に応じた試験設計にも対応しています。
Syngeneは、マレーシアのCytopeutics社から細胞治療製品の非臨床安全性評価を受託した事例を公開しています。MTD試験、毒性試験、腫瘍原性試験など5件の非臨床試験を実施し、免疫不全マウスを用いた26週間の腫瘍原性評価も実施。規制要件を踏まえたデータをまとめ、臨床試験と製品登録に向けた開発を支援しました。
| 会社所在地 | Biocon Park, SEZ, Bommasandra Industrial Area – Phase-IV, Jigani Link Road, Bangalore, Karnataka 560 099, India |
|---|---|
| 電話番号 | +91 802-808-2808 |
| 公式サイト | https://www.syngeneintl.com/ |
新薬開発において、非臨床試験の質と効率は、臨床成功率やコスト、スピードに直結します。特に近年では、「ヒト外挿性の高いデータ」「国際申請に通用する信頼性」「創薬初期での的確な絞り込み」といったニーズが高まり、CRO(医薬品開発受託機関)選びにも戦略性が求められるようになりました。
本記事では、非臨床の目的ごとにおすすめの3社を厳選して紹介していきます。
特許技術による新規モデル作製(特に肝疾患・線維化)や未知の病態モデルの作成など、多彩な自社疾患モデルを保有しているのが特徴。
探索から臨床を見据えた、薬効評価プランを個別設計が行えます。
「STAM™マウス」という特許モデルを保有しており、ヒトのMASH/NASHからHCCに類似した経過を示し、病態進展が20週齢時の肝癌を発症させることが可能。
2週間程度で、間質性線維症や尿細管変性、さらに炎症細胞浸潤を含む多重の病態が現れることから、抗線維化薬の初期スクリーニングモデルとして有用です。
現時点で存在しない疾患でも、独自の病態モデル開発が可能。クライアントの創薬ターゲットに合わせて、新しい病態モデルの提案をします。
国際規制に対応したGLP試験体制のもと、発がん性等の長期毒性からFIHに向けた毒性・TK・安全性薬理試験まで一括受託。ICH準拠の確実なデータで、グローバル創薬のコストと手戻りリスクを削減します。
SEG I–III(生殖発生毒性)や2年間の発がん性試験をはじめ、長期間にわたる複雑な毒性評価にも対応可能です。
初回ヒト投与(FIH)をまでを見据えた、毒性・TK(毒性動態)・安全性薬理試験までを一括で設計・受託することができます。
FDA・EMA・PMDAなどの国際規制に対応したGLP試験体制を完備。ICHガイドラインに準拠した信頼性の高いデータを取得し、グローバルな申請を見据えた試験設計を提案します。
PXBマウスを用いたヒト外挿性の高い薬物動態・肝代謝評価と、LC-MS/MSによる高感度バイオアナリシスを提供。動態・肝毒性・安全性の統合評価体制で核酸医薬等の新モダリティにも対応します。
ヒト肝細胞を有するPXBマウス®を用いた薬物動態・肝代謝評価に対応。
ADMEや薬物相互作用においてヒト外挿性の極めて高いデータを取得でき、臨床試への移行をサポートします。
LC-MS/MSを活用した高感度なバイオアナリシスを提供。微量な血中濃度測定から、複雑な代謝物の同定、厳密な定量バリデーションまでを一貫対応します。
薬物動態・肝毒性・安全性の統合評価体制を構築し、核酸医薬等の新モダリティにも対応。肝代謝が課題となる化合物や臨床導出が控える案件でも、定量性と再現性に優れた信頼性の高いデータを提供。